ZBAT!競馬『【桜花賞】新女王誕生!スターズオンアースが1冠目奪取』
第82回桜花賞(G1、3歳牝馬、芝・外1600メートル)は、川田将雅騎手の7番人気スターズオンアース(美浦・高柳瑞樹厩舎)が中団馬群を追走すると、直線で先に抜け出したウォーターナビレラを一完歩ずつ追い詰めていき、ゴール前ハナ差交わしてゴール。前哨戦のチューリップ賞を快勝したナミュールや、2歳女王サークルオブライフなどの強豪を撃破し、見事“桜の女王”に輝いた。春のG1は3週連続の波乱となった。タイムは1分32秒9(良)。
ハナ差の2着には武豊騎乗のウォーターナビレラ(3番人気)、3着にはナムラクレア(6番人気)が入った。なお、1番人気のナミュールは10着、サークルオブライフは4着に敗れた。
桜花賞を勝ったスターズオンアースは、父ドゥラメンテ、母サザンスターズ、母の父Smart Strikeという血統。通算成績は6戦2勝。重賞は初制覇。桜花賞は高柳瑞樹調教師は初勝利、川田将雅騎手は2014年ハープスターに次いで2勝目。
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牝馬クラシックの一冠目、桜花賞を制したのは7番人気のスターズオンアースでした。
ここまでのスターズオンアースはフェアリーステークスでライラックの2着、クイーンカップはプレサージュリフトの2着と重賞では今一歩勝ち切れていませんでしたが、今日は中団から33.5秒の脚で見事な差し切り勝ち、ほぼ勝利を手中にしていた3番人気のウォーターナビレラ、1番人気のナミュール、2歳チャンピオンサークルオブライフらを破る大金星を挙げました。
一応『大金星』と表現をしましたが、今年の牝馬路線は上位勢の実力が拮抗、実際、勝ったスターズオンアースから10着のナミュールまでは0.3秒しか離れていません。そうですねぇ、よく言われる表現ではありますが、このメンバーで10回走ったら勝ち馬が7、8頭は出そうな雰囲気を感じるほどです。
だからこそ、スターズオンアースにとってこの一勝は大きいとも言えますが、オークス、マイルカップに向けては桜花賞上位勢だけでなく、下位入線組の巻き返しにも注意が必要かもしれませんね。。
ちなみに、キングエルメス(来週のアリーントンカップで復帰予定)を抱える私としては、正直、マイルカップに来たら不気味だなぁ…と感じる馬が多くてドキドキものです。この中から一体どの馬がマイルカップに回ってくるのか、できれば皆さん余計なことを考えず、混戦ムードのオークスで雌雄を決して欲しいものです(^^ゞ
**2022/4/10阪神11R 桜花賞(G1/芝1600m)・良**
あとからパトロールを見ましたが、最後の直線はかなり激しいことになっていましたね。
あれで皆さん無事だったのは、ある程度ぶつかることも想定していたんだろうなぁと(^^;)
ぶっつけ本番スタイルと数戦をワンセットで考えるスタイル…
馬ごとの向き不向きも含めて一長一短なのでしょうが、私も続戦で結果を出すパターンの方が嬉しいかなぁ。。
少なくとも出資馬をたくさん応援できますし、負けたら『切り替えて次!』みたいなのも嫌いじゃないので(^^ゞ
ナミュールはデキ落ちだったのではないでしょうか。結果的にトライアルがピークだったと思います。
先週は長期休養明け緒戦で、今週は叩き2戦目で結果を出せなかったノーザンファームですが、いずれにしてもブッツケ本番指向の悪い面が出たように思います。
最近は矢作厩舎流の休み明けは仕上げ過ぎず続戦で結果を出すプロセスに慣れてきて、この方がいいやと思うようになってきました(笑)
今回は上位拮抗だったこともあり、Bコース使用がすごく大きく作用した感じですかね。
オークスもどうなるか全然わかりませんし、まだまだ混戦が続きそうです。
その分、馬券は難しいですけれど(^^;)
Bコースに変わって、内がグリーンベルト状態になったのを忘れていました。
牝馬は上位陣が均衡ですが、ドゥラメンテ産駒を筆頭にオークスは面白くなりますねぇ。