わ! かった陶芸 (明窓窯)

 作陶や技術的方法、疑問、質問など陶芸全般 
 特に電動轆轤技法、各種装飾方法、釉薬などについてお話します。

電動ろくろで作品を薄く挽く方法(その2)

2008-03-28 21:52:04 | 電動ロクロの技法

1) 粘土が切れてしまう(ネジ切れ)場合

 原因(A):指と粘土との摩擦抵抗が大きい。

 対策(c) : 轆轤で挽き上げるスピードに むらがあると、スピードの遅い部分

 (特に手が止まる部分)が、薄くなり易いので、手が止まらないようにする。

 手が止まる原因は、挽き上げる指の真上に、かなり肉の厚い土の部分が

 あるからである。 (水切れにも注意)

 肉を薄くする方法は、下から薄くするのではなく、上から順番に薄くすればよい。

 即ち 上の3分の1を薄くし、次に下部を薄く延ばす。

 土が多い場合には、上を延ばしたら、中段の3分の1を延ばし、最後に下部の3分

 の1を延ばせば、指の上が極端に厚い土になる事はない。

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