ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

変わったことと変わらないこと

2017-10-02 13:12:45 | 日記
長女チェリーが、私が留守の間に部屋の掃除と食器の片づけをやってくれたことは、前回書いたが、あれからまた同じように私がいない間にチェリーが家事を済ませてくれるということがあった。

それは先日のこと。

休日だったので遅い朝食を済ませた後、家事をする前に買い物へ行くことになった。

まだベッドの中にいたチェリーにも一緒に行こうと誘ったのだが「眠いから行かない」と断られた。

そこで私と夫、そしてお姑さんの三人で買い物へ出かけたのだが、帰りの車の中で、夫が「今日もチェリーが片づけをやっておいてくれたりしてね」と言った。

「うん、どうだろうね。でも眠そうだったから、まだ寝てるかも」と私は答えた。

本当にまたチェリーが片づけをやってくれていたら嬉しいけど、前回より外出時間は短いし、チェリーはかなり眠そうだったし、起きてから用意した朝ごはんを食べてだとしたら、時間が無くて無理かも・・・と思った。

そんなことを話している間に家に到着した。

家のカギを開けて、たくさん買ってきた食料品を玄関に置きながら、二階で起きている気配のするチェリーに声をかけた。
「荷物を二階へ運ぶのを手伝ってー!!」

「は~い!」という元気の良い声がして階段を降りてきたチェリーはニコニコしながら言った。
「部屋を見てね!」

まさか・・・と思いながら二階のリビングへ上がってみると、なんとまたまたきれいに掃除がされていた。

「こっちもだよ」と言われて台所へ行って見ると、前回と同じく食器までも片付いていた。

「すごいねー!また片付けをしてくれていたの?ありがとう~」と言ってチェリーを抱きしめると、チェリーは嬉しそうにぴょんぴょんと飛びはねた。

いない間に家事をしてくれるというのは、今までのチェリーと変わった事だけど、コレは変わっていない。

私が抱きしめると、嬉しくなってぴょんぴょん飛び跳ねるチェリーの癖は、23歳になっても変わっていなかった。

チェリーが小さかった頃、抱きしめるといつもぴょんぴょんと飛び跳ねるので、用心しないとチェリーの頭が私の下あごにガーンと当たって痛かったことを思い出した。

頭が当たらないように避けつつ「飛ばない、飛ばない」とチェリーに言いながら、やっぱり私は嬉しかった。

私たちが外出していた短い時間の間に、よくこんなにできたものだと思う。

多分、チェリーは私たちが出かけるや否やベッドから出てきて、大急ぎで片づけを始めたに違いなかった。
チェリーが大急ぎで支度をしている姿を想像して可笑しかった。

しかしこれがきっかけになったように、チェリーの様子が変わった。

なんというのか、自分で気づいて行動を起こすようになった。

例えば、我が家では夕食の後片付けは食器洗浄機を使っているのだが、食器洗浄機が終了した後は、食器洗浄機の中にある食器を食器棚に戻さなければいけない。

しかし食器洗浄機が終了する時間帯は、私がお風呂掃除や洗濯などをしていることが多くて、終わってもすぐにできないことがある。

すると、今までなかったことなのだが、チェリーが自ら進んで食器を片付けてくれているようになった。
驚きだったが、私としてはすごく助かっている。

「掃除をすると気持ちがいい!」というのは最近のチェリーの言葉で、私は「そうだよ。掃除をすると気持ちがいいんだよね~」と答えた。

今までは頼まないと(頼んでも!?)なかなか家事をしてくれなかったチェリーだったが、ここ数日のチェリーはずいぶん変わってきて、なんだか大人っぽくさえなったような気がする。
(ぴょんぴょん飛び跳ねる癖は残っているが・・・)

今日は一週間の始まりで、チェリーはまた作業所へ出かけて行ったが、来年は一般就労を目指して就職活動をさせてもらえるように職員さんにお願いしてみようかなぁ・・・なんて思ったりしている。

このチェリーの嬉しい変化がずっと定着するといいなぁ。







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