楽しみにしていた伊勢神宮へ参拝と観光へ行ってきた。
23日の早朝に家を出て、昨日26日の夜に帰宅という三泊四日の旅だったが、心残りなく十分に満喫した旅ができた。
満喫し過ぎて疲れがなかなか取れず、ずっと眠い、、、
さて一日目は、名古屋で電車を乗り継ぐと、まっすぐ岐阜へ向かった。
岐阜は夫もまだ行ったことがない土地だそうで、夫婦ともにぜひ行ってみたかった。
車窓から見える景色が、北海道とはまるで違うのが興味深い。
瓦屋根の家並み、細い道、そして黄色の実がなっている庭木と黄色い菜の花。
住んだことはないのに、どこか懐かしいと感じる景色を見ているうちにあっという間に岐阜駅に着いた。
到着したのがお昼だったので、まず向かったのはカレーとアジアン料理のお店「ラサマンダ」
安心安全な食材と調味料を使っているそうで、味も美味しいと評判が高いく、岐阜へ行ったら是非行ってみたいと思っていたのだが、食べてびっくりのカレーだった。
いくつかあるカレーの種類の中から二つを選び、辛さを聞かれて「普通」をお願いした。
でてきたカレーは、辛いのが苦手な私や長女でも平気で食べられる辛さで、味の方も評判通りとても美味しかったのだが、驚いたのは食べ終わった後。
お腹の方から頭に向かって徐々に熱さが昇ってくる。これは初めての経験だった。
カレーは辛くなかったのに、額にはうっすら汗まで出てきて、身体中がぽかぽかしてくる。
私と同じように感じたのが長女で「お腹から温かくなってきた」と言う。
この日、長女は生理痛があったのだが、なんとカレーを食べた後に痛みが嘘のように消えたそうだ。
「またカレーを食べに岐阜に来たいなぁ」というほど長女は気に入ったようで、いつかまた食べに来たいと思うが、かなり遠いので、できれば北海道に支店を出してほしいと思う、、、無理か。
さて店を出たあとは、行きも徒歩だったが、帰りも徒歩で駅まで戻った。
いつものようにGoogleくんの道案内で行ったのだけど、どうしていつもGoogleくんは、ディープな道ばかり教えるのだろうと思う。
まるでそこの住人のように住宅地の細い通りを歩き回り、決して団体旅行では見ることのできない景色に出会い、とても楽しかった。
さて駅に戻ると市内を走るバスに乗り、昔の町並が残ると言われている川原町へ行くことにした。
ところでバスの中からみた町の風景もまた懐かしかった。
個人でやっているような小さな本屋さん、薬屋さん、文房具屋さんを見ることができる。
これは本州では当たり前の風景なのだろうか。
今から50年くらい前、小学生の頃は札幌にもたくさんあったが、今は大型店ばかりになって、そのような小さなお店はほとんど姿を消してしまった。
大型店は便利だけど、やっぱりこのような小さなお店のある風景が好きだなぁと思う。
下は川原町の景色。時代劇のセットのよう!
川原町を通り過ぎて、岐阜公園まで歩き、それから金華山ロープウェーで岐阜城を見学したが、歴史でさらっとしか習っていない織田信長のことが詳しく説明されていて面白かった。
見学した後は、前より少し織田信長さんが身近になった気がした。
そして、たくさん歩いて一休みに頂いた甘酒と五平餅。美味しかった〜
上の写真が甘酒。お茶碗に入って真ん中にお箸が一本。
お茶碗に入っているというのも面白いが、箸が真ん中に置かれているというのも面白い、、、
はて?どうやって飲むべきかと考えた。
このように置かれているからには、何か作法があるのかもしれない、、、
まずお箸で仕切られた片側から口をつけ、さらに半分お茶碗を回して、別の方から口をつけるとか?
甘酒を前にして色々と考えていたら、横で夫が言った。
「箸で混ぜるんだろ」
多分、夫が正しいと思う。。。
風情のある場所に行ったので、特別な飲み方をするのかと思ったわ。
というわけで、まだ旅は続くのだけど、長くなるのでまた今度。