15日から19日まで旅行に行って来た。
行った先は倉敷市と尾道市。
前回行ったのが山陰だったので、今回は山陽へ、、、という訳でも無いが、どちらの街もいつか行ってみたいと思っていた。
夫が退職して時間の余裕ができて、幸いな事に夫の趣味の一つが「旅」だったおかげで、短期間に色々な所へ行くことができている。(ありがたいことです)
自由に旅ができる年齢の間に、たくさんの知らない土地を見て歩きたい。
目標は、これまで行ったことがなかった県を全て制覇することで、すべての県を行き終えたら、二周目、三周目と何度でも日本を旅したい、、なんて思うほど、どこへ行っても日本は良い所が多い。海外から観光客が大勢やってくるのもわかる気がする。
今回の旅も良い出会いがあり、目の保養あり、お口の保養ありでとても充実したものになった。
まず訪れたのは倉敷市。
倉敷といえば倉敷美観地区が有名だが、大原美術館も有名で、この美術館はとても見応えがあった。
昔、教科書に載っていたような有名な絵がさりげなく展示されている。
その一つがエル.グレコの受胎告知。
大天使ガブリエルがマリアに神の子をみごもったことを告げる有名な絵だが、まさか日本で観ることができるとは思ってもいなかったのでびっくり。時間をかけて堪能してきた。
大原美術館は美観地区の中にあるので、倉敷へ行ったらぜひ観られるのがおすすめです。
そして、もう一つ倉敷の美観地区観光でおすすめなのは観光ガイドさん。
ガイドさんに案内してもらうのと、案内なしで見て歩くのでは段違いで、倉敷の歴史の説明はもちろんだが、美観地区以外の見所にも連れて行って説明して下さり、何も知らずに歩くよりずっと深みのある観光ができた。
ちなみに有料のガイドさんはたくさんいらっしゃるのだけど、おすすめなのは観光案内所の前にいる無料のガイドさんで、今回お願いした七十代くらいの女性のガイドさんは、博識で親切でフレンドリーでとてもよかった。
こちらで生まれて初めて食べたサワラのたたきが、とても美味しかったと話したら、ガイドさんが美味しいサワラ料理のレシピを教えてくれるという主婦トークが楽しかった。
残念ながら北海道でサワラは売っていないので(道南では獲れるとか)、せっかく聞いたレシピを再現することはできないのだけど、その親切なお気持ちが嬉しかった。
倉敷川を挟んで両側に歴史ある美しい建物がならんでいる。
倉敷川にかかる橋の欄干に彫られた龍。
内側は龍が平面的に、そして外側は立体的に彫られている。陰と陽を表しているそうだ。
今回の旅は気のせいか陰と陽、そして龍が気になっていた。
続きます。