谷沿いの林の中などに生育する落葉低木で、名前の通り、葉が茂る頃には、独特のにおいがするようです。この葉の成分を利用してダニ退治に使う殺虫剤があるとか。写真は、淡い黄緑色をした成熟前の実です。成熟すると果皮が割れて黒い薄皮に包まれた実が出てきます。春には黄色い房状の花が咲きます。説明板によれば、「Orixa japonica」、ミカン科コクサギ属です。写真では葉が落ちて見えませんが、この植物の葉は独特の付き方をしているようです。写真は11月15日に撮影しました。
つくば洋蘭会会員の方の出展でした。淡黄緑色の花弁に紅色の斑点があり、白と明るい紅色の鮮やかな唇弁が飛び出しているように見えます。独特の形をした花で多くの人がシャッターを切っていました。銘板によれば、カトレア交配種で、「C.Tropical Pointer」と記されていました。