とても変わった形をしていますが、美しい原種ランです。説明板によれば、ミャンマー西部~インド北東部の標高300~1300mくらいの石灰岩質の断崖や丘の周辺に生育し、学名は「Paphiopedilum spicerianum」です。薄い桃色の花と、緑褐色の唇弁の袋が特徴的です。写真は12月6日に撮影しました。
つくば植物園の水生植物温室で咲いている世界最大のランだそうです。東南アジア・ニューギニア、ソロモン諸島の低地の木の幹に生育し、学名は「Grammatophyllum speciosum」、大きいものは、茎の長さが7m余り、植物体の重さは2トンにもなると記されていました。写真は花が咲き始めたころのものですが、一つの株に1万輪もの花をつけることもあるそうです。スケールが違いますね。開花は自生地でも数年に一度で、日本国内ではめったに咲かないそうですからとても貴重なものです。写真は12月6日に撮影しましたが、更に数多く咲いたころに撮影出来たら更新します。