つくば実験植物園の野菜などを展示している区画で見かけました。最近園芸用のヒマワリは、矮性の小さいものが多く寂しいな・・と思っていましたが、久しぶりに大きなひまわりを見ました。このヒマワリは、草丈が3m近くあり、花の直径も30㎝位ある大型のヒマワリです。花の中央部に種がいっぱいついて、食用油などにされます。写真は8月22日に撮影しました。
この植物は、野生では一度絶滅したとされていましたが、下妻市砂沼で発見されて、凍れをつくば実験植物園で大切に管理して増殖させるのに成功したものです。環境省や、地元の市民などと協力して、野生へ戻す努力がされている貴重な植物です。つくば実験植物園の中央の池の畔で、水の管理をしながら育てられています。写真はごく小さな星形の白い花を撮影しましたが、余りにも小さいので、よく識別できないのが残念です。写真は8月22日に撮影しました。
つくば実験植物園の熱帯雨林温室で毎年この時期に咲いています。中国南部・インド東部・東南アジアに至る地域に分布するヤマノイモ科の多年草です。写真のように黒い花が特徴です。地下茎は食用にされ、中国では漢方としても使われるようです。写真は8月22日に撮影しました。