つくば実験植物園の熱帯山地雨林温室で見かけました。花に顔を近づけてみるととても甘い香りがします。日本原産のランで知られています。野生の風蘭を改良して園芸品種にしたものを、富貴蘭と呼ばれています。樹木の枝の又等に張り付いているのを見かけます。このランは名前の通り、風通しが良く日当たりの十分な場所を好むようです。野生種は減少しており、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定して保護されています。写真は8月22日に撮影しました。
つくば実験植物園の食の植物の多様性コーナーで、稲と並んで展示されています。昔田舎で夏の暑い時期に稲田の草取りをする人を見かけましたが、稗もその一つであったと記憶しています。稗は、粟や黍などとともに昔から薬膳料理などに使われてきました。タンパク質や脂肪分が多くて栄養的に優れている植物のようです。写真は8月22日に撮影しました。