季節の花

季節の花などを掲載しています。写真はクリックして拡大して見てください。
ご意見など、コメント下さい。

ヤナギバスズムシソウ(ムラサキイセハナビ)

2007-05-22 22:02:29 | 趣味・季節の花
知人から珍しい花の画像があると送っていただきました。図鑑を調べてみますが、あまり書かれていません。そのうちよく調べて書きたいと思います。インド原産、キツネノマゴ科の「ヤナギバスズムシソウ」で、8月頃咲く花のようです。日本に帰化した多年草で、別名を「ムラサキイセハナビ」と言うようですが、なぜそのように呼ぶようになったのかはまだ判りません。強い植物で急速に野生化していると記述されています。我が国では南九州に多いとされています。私ははじめて見ました。送っていただいたKさん有難うございました。もう少し調べて見ます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カルミア(アメリカシャクナゲ)

2007-05-22 19:14:33 | 趣味・季節の花
学名は「Kalmia latifolia」で、北米原産のツツジ科カルミア属の常緑小低木です。別名を「アメリカシャクナゲ」とか、開花しているときの花房の形状から「ハナガサシャクナゲ(花笠石楠花)」とも言うようです。蕾が星型をした金平糖のような形をしており、花はパラシュートが開いたように見えます。珍しいので気になっていましたが、名前がわからず大学の図書館で調べて頂きやっと判りました。どう見てもツツジ科とは思えないような変わった美しい花です。写真は5月22日に撮影しました。小さな花が集まって大きなボンボリのような房を作っています。これが花笠のように垂れたものもあり名前の由来にもなっているようです。花の色は白、ピンク、紫、紅色などがあります。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オドリコソウ(踊り子草)

2007-05-21 23:59:29 | 趣味・季節の花
学名は「Lamium album var.barbatum」で、わが国を初め朝鮮半島や中国など東アジアに広く分布するシソ科、オドリコソウ属の多年草です。地下茎で繁殖するため、群生することが多いです。花の形が笠を被った踊り子のように見えることから「踊り子草」と命名されたようです。写真は、5月13日に牛久自然観察の森で撮影しました。写真の花は白い色をしていますが、ピンク色のものもあるようです。同じ属で似た名前のヒメオドリコソウがありますが、花はずっと小さく、ヨーロッパから渡来し帰化した一年草です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イボタノキ

2007-05-21 23:33:39 | 趣味・季節の花
学名は「Ligustrum obtusifolium」で、モクセイ科イボタノキ属の落葉低木です。北海道から朝鮮半島にまで各地に広く分布しています。ネズミモチと同じ属です。この木の樹皮には、イボタロウムシが寄生し、これからとれるイボタロウといわれる蝋状のものは、家具の艶出しや止血、強壮などの薬用にも使用できると記述されています。秋には黒っぽい小さな実がなります。写真は5月22日に牛久自然観察の森で撮影しました。まだ蕾状態で一部しか開花していません。今度開花したものが撮影できたら画像を変更します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハナイカダ(花筏)

2007-05-19 00:29:41 | 趣味・季節の花
牛久自然観察の森で初めて見ました。葉の中央部に小さな花を咲かせている大変珍しいもので、心踊りました。早速パチリ!緑の葉に、小さな淡緑色の花ですから見逃してしまいそうです。学名は「Helwingia japonica」で、ミズキ科ハナイカダ属の落葉低木で北海道南部以南の全国の森の中に自生しています。雌雄異株で、雌花は1~2個、雄花は数個の花が咲くと書かれています。写真は雌花で、秋には丸い球形の黒い実が成ります。食べることができて、甘いと記述されていました。写真をよーく見ると、葉の中央部までは茎のような太い葉脈があり、そこに花が付いているのが見えますね。花の中でも変りものの一つですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハルジオン(春紫苑)

2007-05-18 21:08:00 | 趣味・季節の花
学名は「Erigeron philadelphicus」で、キク科ムカシヨモギ属の北アメリカ原産の多年草で、大正時代中期頃、園芸種として輸入されたものが帰化した植物です。繁殖力が強く、4~6月頃には全国の道端のあちこちで咲いており、雑草になっています。和名は、秋に咲く「紫苑」に花が似ており、春に咲くことから牧野富太郎氏が命名したものであるとされます。花は白い色や薄い赤紫色などのものがあります。ヒメジオンも同属であり似ていますが、ヒメジオンは初夏から夏にかけて咲きますから、違いがわかります。道端に咲く花にも綺麗なものがありますね。写真は5月中旬に牛久自然観察の森で撮影しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サラサドウダン(更紗灯台)

2007-05-17 21:58:53 | 趣味・季節の花
学名は「Enkianthus campanulathus」で、本州中部以南の各地に分布する日本原産のツツジ科ベニドウダン属の落葉低木です。花の形状から別名は「風鈴ツツジ」といわれます。花は更紗のような美しい薄紅色をしています。写真は牛久にある自然観察の森で撮影しました。花の色が紅色のベニドウダンも同じ仲間のようです。秋には紅葉が美しいことでも知られています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クサノオウ(草の黄)

2007-05-17 21:21:20 | 趣味・季節の花
学名は「Chelidonium majus var.asiaticum」で、ケシ科クサノオウ属の一年草です。花は4弁で、初夏に小さな黄色い花を咲かせます。茎や葉を折ると黄色い乳液のような汁が出ます。草からこの黄色い汁がでるので、「草の黄」と名前が付いたという説と丹毒に薬効がある草であることから「瘡の王」と名づけられたとする説があるようです。写真は牛久にある自然観察の森で撮影しました。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フトイ

2007-05-16 16:44:51 | 趣味・季節の花
学名は「Scirpus tabernaemontani Gmel.」と記述されていました。カヤツリグサ科、ホタルイ属の多年草です。根茎が地中を横に伸びて増え、群生します。わが国の各地の湖岸や沼などで見られます。形状が「い草」に似ている茎は、約2mで、太いのでこの名前が付いたとされますが、「い草」(イグサ科イグサ属)とは別種です。葉は殆どなく、太い茎が緑色をしており、そこで光合成をしているといわれています。変わった植物ですね。写真は霞ケ浦の辺にある公園にあり、5月13日に撮影しました。カヤツリグサ科らしい、かんざしのような目立たない花が咲いていました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キンポウジュ(金宝樹)

2007-05-16 16:11:58 | 趣味・季節の花
学名は「Callistemon speciosus.」で、オーストラリア原産のフトモモ科、カリステモン属の常緑低木です。その形状から、別名を「ブラシの木」ともいわれるようです。白花のものがあるようです。通りかかった近所のお店の前に植栽されており、お断りして撮影させていただきました。鮮やかな赤い花の先端に金粉をまぶしたように咲いており、美しくて目立つ花です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シロ(アカ)ツメクサ(白・赤詰草)

2007-05-14 18:12:28 | 趣味・季節の花
シロツメクサと言うよりクローバーと言ったほうがわかり易いかもしれません。道端や土手の斜面に咲いていますね。学名は「Trifolium repens」で、ヨーロッパ原産のマメ科シャジクソウ属の多年草です。牧草などとして使われる他、かつてヨーロッパからガラス食器などを輸入した際クッション材料として乾燥した草が使われたため「詰草」と言う名前が付いたと書かれていました。似たような草で、赤い色をしたアカツメクサ(赤詰草)があります。学名は「Trifolium pratense」と異なりますが、親戚同士のようです。写真で見ると、中央がシロツメクサで、後方に見えるものがアカツメクサ(ムラサキツメクサとも言う)です。アカツメクサの方が、葉に白い模様があり、やや大きい特色があります。子供の頃野原で、ごろごろ転がったり、花を摘んでリング状に編んで首飾りなどにして遊んだ方も多いことでしょう。また、四葉のクローバーが縁起が良いと日暮れまで探した記憶もありますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カマツカ(鎌柄)

2007-05-14 06:22:04 | 趣味・季節の花
学名は「Pourthiaea villosa Decne.var.laevis Stapf」と銘板に記述されていました。バラ科カマツカ属の落葉小高木で、本州及び九州と朝鮮半島、中国に分布しています。木材は弾力があり折れにくいため、鎌の柄に利用したことからこの名前が付いたとされています。写真は5月7日に近くの大学の演習林近くの遊歩道で撮影しました。花は、直径約1cmくらいの白い5枚の花弁があり、枝先にびっしり集まって咲きますので、綺麗に見えます。秋には小さな赤い実がつきます。花が綺麗で、公園などでも植栽されているようです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハマナス(浜梨)

2007-05-13 20:53:42 | 趣味・季節の花
学名は「Rosa rugosa」で、バラ科バラ属の落葉低木です。北海道、太平洋側の茨城県以北、及び日本海側の鳥取地方以北の海岸や朝鮮半島、中国など東アジアに分布しています。英名は「Japanese Rose」です。♪~知床の岬に ハマナスの咲く頃・・~♪と知床旅情にも詠われているように、北海道の海岸ではあちこちで見かけます。春を待ちかねたように赤や薄紫の花が咲いて海岸の彩を明るくしてくれます。秋には赤い実がなりますが、これが小さな梨のように見えるため、漢字では「浜梨」と書きます。これが訛ってハマナスになったと言われています。また、実はビタミンなどを豊富に含んでおり、薬効もあるとされています。写真は近所の庭に植えられていたものを5月7日に撮影しました。園芸品種のバラの品種改良にこのハマナスが使われたとされています。花びらが薄くてとても綺麗ですし、芳香がします。美しい花には「棘」があると言われますが、この花も美しいがゆえに棘を持っていますから、剪定の際などは注意しましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シャリンバイ(車輪梅)

2007-05-13 19:36:20 | 趣味・季節の花
学名は「Rhaphiolepis umbellata」で、日本(東北地域以南)及び朝鮮、台湾などに分布します。バラ科シャリンバイ属の常緑低木です。元は海岸近くに生息する植物ですが、大気汚染にも強いことからでしょうか、最近は公園の生垣や街路樹、道路の路側帯などでよく見かけます。花は、バラ科らしく梅の花にも似ており、ほのかな芳香がします。写真をご覧頂くとわかりますが、葉は枝先に密生して放射状に広がっています。これを車輪に見立てて「車輪梅」と名づけられたもののようです。奄美大島では、シャリンバイの根や樹皮を煎じて大島紬の染色に使用されていると言われています。秋には紫色を下小さな実が成ります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ユズリハ(譲葉)

2007-05-13 10:51:38 | 趣味・季節の花
学名は「Daphniphyllum macropodum Miq.」で、ユズリハ科ユズリハ属の常緑高木です。わが国では北限が福島県あたりのようで、それ以南の日本各地、韓国、中国などの東アジアに分布しているとされます。雌雄異株で、写真は大学の構内にあった雄株の花です。ユズリハは、春に赤みを帯びた新芽が出てだんだん緑に成長します。そして秋になると古い葉が落葉します。これを繰り返して生長する木です。このため、一定の期間(約半年)新芽の成長を見てから親葉が落葉する姿が、人の世の代々家族の繁栄を象徴する縁起の良いものとして古来珍重されるようになったといわれています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする