1981年に日本で作出された朱紅色のとても優雅な感じのハイブリッドティローズ(HT)です。花は直径が15cm位の巨大輪で、丸弁抱え咲き、四季咲き(5月から11月頃まで)と説明されていました。香りはほんのりする程度でした。写真は7月3日に撮影しました。
茨城県フラワーパークで7月の初めに見かけました。アカネ科のトンボで、赤とんぼの仲間のようです。「♪~夕焼け こ焼けの 赤とんぼ・・・~♪」若い時期は写真のように黄色と黒を基調とした色ですが、だんだん成長して秋になると尾が赤く変色してくるようです。図鑑を見ると「マユタテアカネ(眉立茜)」に似ているように思いますが、詳細は分かりません。「赤とんぼ」を無心に歌っていた子供の頃は良かったなー。写真は7月3日に撮影しました。
つくば植物園の水生植物温室で見かけた幻想的な花です。白い花の中央部分が黄色で、花弁には繊毛が生えているように見えます。直径は4cm位で、水に浮かんで涼しそうですが、花は一日花だそうで、朝咲いて夜には萎んでしまうようです。説明によれば、「Nymphoides indica」、ミツガシワ科の多年草で熱帯地域に分布しているとのこと。写真は8月21日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯雨林温室で見かけました。黒紫色の奇妙な形をしたとても珍しい花です。説明板によれば、「Tacca chantrieri var.macrantha」、タシロイモ科と記されていました。図鑑を見ると東南アジア原産の「ブラック・キャット(黒猫)」がありましたが、それに似ています。花の正面から見るとまさに黒猫の顔に見えるようです。写真は8月21日に撮影しましたが、残念なことに観察路からは正面の画像が撮れませんでした。
やっと暑い夏が終わり秋の気配を感ずるようになりました。夕方からは涼しくなって、コオロギが鳴き始めました。そしてやはり写真のような菊の花が園芸店でも多くなります。菊香る秋だなーと感ずる風景です。春は桜を愛でて喜び、秋は月を眺め、菊の香りを楽しんで酒を酌み交わす。まさに四季の美しさを持つ日本だからこそ続いた伝統ある風情です。自然を大切に保護しながら永く美しい風景を守りたいものです。写真は9月14日に撮影しました。
昨夜の雷雨で急に秋の空気に入れ替わって涼しくなりました。夏から毎日長く咲くこのセンニチコウはまさに千日も美しい紅色を見せてくれると言う意味なんでしょうか?長く咲き続けています。秋も終わり頃になると丸い穂が少し長くなってきて枯れて行くように記憶しています。まだまだ暑い日が続きそうですが、この花を見て、ひたひたと秋が近寄っていることを感じました。写真は9月14日に花壇で撮影しました。
つくば植物園の熱帯雨林温室で観察路の手すりに巻きついていっぱい咲いていました。琉球諸島や台湾原産で、「Clematis taiwaniana var.ryukyuensis」、キンポウゲ科の蔓性植物です。直径1.5cm位の白い花た白くて丸いつぼみが星のように宇宙に浮かんでいるようにも見えます。温室の中も幻想的です。この植物の葉は水の中で擦ると泡が出ますが、その成分が止血作用があるとされます。写真は8月21日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯雨林温室で咲いていました。艶のある濃い緑色の葉にオレンジ色が美しい花です。説明によれば、インド南部、スリランカ原産で、「Crossandra infundibuliformis」、キツネノマゴ科の常緑低木です。別名は「ヘリトリオシベ」と言い、園芸種が販売されているようです。写真は8月21日に撮影しました。
つくば植物園の小川の畔の木陰で見かけました。艶のある緑の葉(茗荷の葉に似ている)に垂直に伸びた40cmくらいの花茎の先端に写真のような可愛らしい花が咲いていました。関東地方以西の本州~四国・九州及び朝鮮半島や台湾等に分布し、「Pollia japonica」、ツユクサ科の多年草です。谷筋の湿気が多い常緑広葉樹林の林床で生育するようです。写真は8月21日に撮影しました。
つくば植物園の池の畔の木陰で今年も咲いていました。朱黄色の尖った花弁が特徴です。説明によれば、「Lycoris sanguinea」、ヒガンバナ科の多年草です。和名が面白い名前で一度見ると忘れがたい花です。花が咲き終わる頃に葉が芽を出してきます。この葉がへら状で尖っており剃刀に似ているからのようです。写真は8月21日に撮影しました。
1987年に日本で作出されたとても美しいハイブリッドティローズ(HT)です。「夕霧」の名は、源氏物語をイメージしたものでしょうか?写真のように外輪は朱色で内側は白色の衣をまとったようにも見えます。ほのかに芳香が漂います。誠に不思議な魅力を感ずるバラですね。写真は7月3日に撮影しました。