鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

劇場考『日生劇場』:チョコレートのおかげで・・・。

2007-11-22 20:28:12 | Weblog
寒い・・・。
11月ってこんなに寒いの・・・っつーくらい寒かったですね。

このブログに『読書・演劇・音楽』と一応の方針をきめたのですが、ネタ切れで、身辺雑記が多くなってしまっていて、有名人の日常ならともかく、フツーの人のフツーの生活のブログなんか誰も読みたくないでしょうねぇ・・・たぶん・・・。

今日は、演劇ネタってことで、『劇場デビュー』について書いていきます。
小学1年生のとき、母がチョコレートの懸賞に応募しまして、当たったのが、日生劇場:劇団四季のペアチケットでした。
当時、我家の家計は、相当苦しかったらしく、自腹で観劇なんてありえな~い・・・家庭でした。
夏休みだったこともあって、日生劇場なるところへ、ワタクシは、初観劇ってことで、行ってまいりました。
日生劇場は、コンクリート打ちっぱなしの昭和の名建築のひとつとして名高いのですが、皇居のお堀側(東南)から観ると船の舳先のイメージだということで、現在でも建築家志望の方の見学が絶えない・・・ということだそうです。

小学生の頃は、結構、大きく感じたものの、今行くと、そうでもないことがよくわかります。
身体も小さいし、何でも大きく感じるモンです。子供の頃は。
キャパシティ1300席前後で、大劇場のひとつには違いないですが・・・。

レトロな雰囲気で、今でも好きな劇場のひとつです。

・・・小学生の時に、観劇したことなんぞ、しばらく忘れて、中学生になった頃、友達に誘われて宝塚デビューも果たしのですが、受験とともに一時中断。
宝塚は、それで卒業した感があったのですが、当時の東宝宝塚劇場のとなり、日生劇場の前を通ったときに、小学生の時の記憶が蘇り、
『日生劇場が呼んでいる(呼んでいません。日生劇場)』といった感じで、チケットを買ってしまったのが、劇団四季の『エレファント・マン』の初演だった訳で・・・。
現在、篠原涼子さんのご主人の市村正親さんが主演のジョンを演じていました。
あのころ、市村さんは、劇団四季の新素材だったわけです。今では、ミュージカル・シーンには、無くてはならない存在となっていますね。