鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

大迫力!五右衛門ロック

2008-07-20 20:58:09 | Weblog
昼間は、暑かったのだけれど、夕方になって、涼しい風が吹いてきました。

昨日は、暑い中、SHINKANSEN☆RX 五右衛門ロックをみに、新宿コマ劇場へ。
気温33℃・・・。

前回公演の『IZO』は、スクリーンによる映像が多かったのだけれど、今回は、全くそれがなし・・・。

ステージの両サイドのかなり高い位置に、ミュージシャン専用のスペースを確保。
今回、かなり音楽に力を入れたカンジで、大音量・ハード・ロック・GANGAN・・・反響音で、地響・・・座席が振動する・・・そんな舞台でした。

大好きな岡崎司さんが右サイドにいらして、お芝居とミュージシャンのどっちにも見たいのに・・・と、かなり贅沢なジレンマ・・・。
2004年(・・・だったかな?)帝劇で上演した『SHIROH』の時のミュージシャンのスペースが、かなり狭くて、ストレスも多かったようなので、今回、上手下手二つのスペースに、プレイゾーンを設けたのでしょうか。それともコマ劇場という舞台の構造上そうされたのか・・・。
ステージ衣装もとても素敵で、Tシャツの上に、裃っぽい水色のお着物風の衣装を羽織り、衣装に合わせて鉢巻してたし、よくお似合いでカッコイイ・・・演奏しながら、舞台の役者さんたちと同じ振り付けの動きをして、舞台をサポート。あの右足を半歩前に出して演奏されるお姿も健在。
もうひとりのギタリストの高井寿さんも長いサッシュを腰に巻き演奏するたびに揺れて、カッコイイ・・・。
キーボディストの松崎雄一さんもとても楽しそうに演奏されていた。
・・・というわけで、今回は、右側のミュージシャンにばかり目がいってしまいました。
左サイドも凄い方ばかりなのに、両方見られなかったのね・・・ちょっと残念。

2006年の『メタル・マクベス』で『王専属シンガー・冠くん』役で、新感線デビューしたロック歌手・冠徹弥さんが、再び、登場・・・ご本人もお好きだといっていた『北斗の拳』の『ラオウ』を意識されたのでしょうか?衣装もメイクもそんなイメージだったな。
相変わらず、頭に響く高音域、抜群の歌唱力・・・この方、ホントに歌が上手い・・・。

毎回、よくこれだけ凄い演出が出来るなぁ・・・
4時間近いお芝居が、あっと言う間に終わってしまう程、観客をグイグイ引き込んでいく、演出力。
これラストは、どうなるんだろう・・・とワクワクさせるストーリー展開・・・。
新感線は、いつも新しい・・・。

実は、一時期、やっぱりこういうラストなんだな・・・とちょっとマンネリ気味だったと思わせる作品が続いたこともあったのだけれど、ここ数年間は、ほんとに秀逸な作品ばかりで、毎回とても楽しみ。

音楽のことばかり書いて、肝心の劇評(・・・って、程のものじゃないですね。せいぜい感想)が書けなくなってしまったので、(でも、いいか、タイトルロールが、RXだし、ロックだし・・・)続きは、また明日です。