鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

眠りの森に・・・。

2009-01-16 20:40:02 | Weblog
昨日の強風も止んで。
穏やかな金曜日。


どうしようもなくイヤな現実から逃れる方法というのは、たとえば、趣味に没頭する・・・本を読んだり、映画をみたり・・・、お酒を飲んでみたりと・・・自分が楽しいと思えることを行動に移すことだと思いますが、意識があると、どうしても、現実がふと頭をよぎったりして、結局のところ、モトの場所に戻ってしまったりする訳ですが・・・。

現実逃避で一番確実なのは、眠りに堕ちる・・・ということでしょうか?
眠ってしまえば、もう意識は、なくなるし、疲れた脳も身体も休まるし・・・というメリットもありますね。

・・・しかし、この眠りも、数時間もすれば、自然に覚めてしまうので、やはり、現実逃避は、難しいところですね。
しかも、目覚めて、一番最初に思い出すのが、このどうしようもなくイヤな現実ってやつでして・・・。

せっかく、忘れて眠っていたのに、何故、一番、イヤなことを、一番最初に思い出すのだろうかと、いつも思います。

たとえば、失恋なんかして、幾日か眠れない夜を過ごして、やっと眠れたと思って、目をさますと、いいようのない悲しさと切なさが、総攻撃してくるカンジ・・・とか・・・。
なかなか逃れられない感情がありますね。


現実を逃避するのに、引籠もりという手もありますが、自分か身内の財力がないと難しいですし・・・。
経済的に許されるのであれば、わたしは、ひきこもりたいです。

短期の時限付のひきこもりなら、週末とか、連休にちょいちょいやっていますが、これも、最終日というか、明日から、会社かよ・・・と思うと、楽しくないし、うんざりだし、眠りすぎて、頭は痛いしと、あまり良い事がありません。


もし、覚める事ない眠りの森に、意識が迷い込んで、出られなくなったら、楽しいでしょうか?
少なくとも、このいやな現実からさよならできるって意味においては、よいことかもしれません。
でも、もしかすると、いやな現実の中にも、嬉しい事や楽しい事もあって、戻りたくなるかもしれません。

どっちにしろ逃れられないのが現実のようなので、暫く、この厳しい現実の閉塞感でも味わってみることにしますかね・・・。