鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

つはものどもが、ゆめのあと・・・(平家物語とは関係ありません)

2012-01-13 22:59:26 | Weblog
一昨日、ひいた風邪で、この2日ばかり、寝込んでいる。

低体温のせいか、熱も、37℃くらいまでしか上がらず、ウイルスを殺すまでには、至らず、一度風邪に見舞われると、2ヶ月前後は、調子が悪い・・・。
ここは、ひとつ、まだ症状の軽いうちに養生してみよう・・・と思い立ち、休暇を取って、横になっている有様。

一番最初に咽喉に来たから、典型的な上気道炎だろうと思う。

私の咽頭粘膜にへばりついたウイルスを、私の身体の免疫部隊が、絶え間ない攻撃をしているので、ピリピリ、チクチクと咽頭が痛い。
(・・・まあ・・・ウイルスを殺してくれている訳だからさ・・・。こちらも多少の我慢をせねば・・・)

戦場と化した身体が、頭の命令で、アレコレ動くと、折角の免疫部隊の活動にエネルギーが供給されにくくなるから、免疫最高司令官は、催眠促進物質を作って、小うるさく、面倒な脳を眠らせることにしたようだ・・・。
いくら寝ても足りない・・・。

面倒な脳を眠らせ、身体を休ませたうえで、白血球だの顆粒球だの?マクロファージなどの攻撃部隊が、出動となる。

(こいつ、低体温だからなぁ・・・。ウイルスやっつけるのに、普通のひとの倍の手間かかんのよ~~~)
ブツブツ文句が聞こえそうだ。
身体よ。すまない・・・こんな体質で・・・。

・・・でさ・・、一応、咽喉の方は、収束しつつあるからさ、あの例の攻撃を受けて、傷ついた粘膜にへばりついている、鉄サビ色したウイルスと免疫部隊の死骸ね・・・血の固まりなんだけどさ。アレ、吐き出しといてね。でないと、痛いから・・・。

で・・・次は、鼻だね・・・そのあと、咳・・・。
免疫部隊は、休む暇がなさそうだ。
仕方がないから、いくらかでも、彼らの働きを助けるために、ひたすら横になっていよう。

そんなこんなしているうちに、身体という戦場も、一段落して、ネバネバした粘液の排出が、全て終われば、風邪も一応終了・・・ってことになるのだけれど。

つわものどもの(ウイルス、免疫物質)が、ゆめのあと・・・。