鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

風邪とベトナム戦争の関連性(・・・全く、ありませんが・・・)

2012-01-18 22:50:29 | Weblog
乾ききった真冬の一日。


風邪の治癒は、風邪を自然に『通過』させるに尽きるという。
咽喉→鼻→熱→気管支(咳)→回復・・・というルートを通過しないと完治しない。
今のところ、良くもならず、悪くもならず、経過せず、ただひとところに膠着状態な感じだ。

膠着状態に至ったのには、訳がある。
普通に風邪を経過させると、その後、回復も順調にいくのだけれど、今回、鼻の段階で、どうにも辛かったので、秘密兵器を使ってしまった。
戦争ならば、竹槍くらいしか装備のない素人部隊?にミサイルを撃ち込んだ?ようなもので、その破壊力は、まあ、半端ではない。民間の素人に対するミサイルだから、戦場となった国土(つまり私の身体ですね)は、たぶん、良好で何の異常もないところまで、攻撃されてしまい、今後の回復に倍の時間がかかるだろうことは、何となく想像がつく。

レフトーゼとトランサミン・・・ミサイルの名前である。

これらは、風邪薬ではなく、抜歯後や、外科処置後、上気道などの炎症を抑える薬だ。
本来の使い方でなない・・・が・・・しかし、市販の緩い風邪薬は、底をつき、寒中の夜中に薬を買いに、コンビニまで、行く気力もなかった。
禁じ手では、あるが・・・しかし・・・。
重い症状は、治まってしまった。
症状は、治まったが、完治には、遠い。
破壊された異常のない場所の細胞の修復にも時間は、かかるのだ。

相手が、腫瘍や癌なんかだったら、これは核兵器並みの抗癌剤だとか、放射線治療ということになるのだろうけれども、今回は、タダの『風邪』なんである。
薬を用いて、治すのであれば、葛根湯くらいでよかったハズである。

ベトナム戦争では、地元のゲリラ兵に悩まされた米国軍。
ヒト・モノ・カネ・・・物量にモノを言わせて、あっという間に終息できるハズの戦争だった。
・・・それが、その後、数十年間、膠着状態が続き、勝利せぬままベトナム本土から去らねばならなかった。
米軍は、自力では、ベトナムのゲリラに、勝てなかったのだ。
その後、米国は、若い兵士たちのPTSDなどの精神の障害者を増加させる結果となった。
その対処に、巨額の費用を投じることになる。

・・・たかが、風邪くらいで、何も、ベトナム戦争を引き合いに出すことはなかった。
相変わらず、支離滅裂なことである・・・。
たぶん、この不調は、暫く、続くことだろう。

完治する春をめざして、ひたすら、養生以外に道は、ないような気がしている(・・・って、たかが、風邪くらいで、大袈裟な・・・!)