昨日など、ぼんやりと曇りがちながらも、気温が高く、春の準備も着々と進んでいるようである。
二階ベランダから、ぼんやり外を眺めてみれば、楓の木の枝先が、柔らかな新芽の色に染まっている。
この間、真っ赤に紅葉して、そして、一夜にして散ってしまったのが、11月の終わり頃だったから、既にもう3カ月経ってしまったのか・・・。
その間、冬が訪れ、真冬になって、そして、春への助走。
何も見いだせず、布団蓑虫と化して、久しいけれど、世の中は、動いているのである。
(動いていないのは、私だけね・・・)
そんなことを思いながらも、日曜日に引っ越しの手伝いなどして、やはり、働いているというのは、スゴいことなのだと思ったりする。
私の引っ越し手伝いなどは、労働の内にも入らないけれど、スーパーやコンビニなどで、労働するよりは、高めの時給だったから、世の中、不平等なものであるなぁ。
雇い主が、相方だったから、破格?な時給だけれど、あの労働では、1時間500円になれば、上等だ。
マトモ?に働いていた頃は、何だか、よくわからないけれど、それなりに暮らしていて、給料は、上がっていないのに、食糧品だとか衣料品の値段は、下がっていったから、そのギャップを感じなかったのかもしれない。
デフレ脱却といいながら、日本経済は、デフレから脱出できたのだろうか?
私が、子供の頃は、何かというと『インフレ』で・・・という大人たちの言葉に、その対極の『デフレーション』って、あり得ないとまで、言われた『デフレ』の状態らしい。
職安からの現金収入が終わり、何処へも出向かないから、家人に
『あなたは、あまり食べないから、暖かくなってきたら、フルタイムじゃなくて、パートかアルバイトなど、ちょぼちょぼやって、働いたら・・・?』
と言われた。
春だしな・・・。
そろそろ働かないと・・・。