一昨日は、夕刻より、相方と隣隣市へ。
毎月15日は、某所・展望レストランでの観月会を行うようになって、1年2ヶ月。
市内を見渡せる展望室の中の一角の懐石料理を供するレストランにて、通常料金より、30%OFFで、手の込んだお料理を食することができるので、恒例にした。
2月のメニューは、春を先取りにした菜の花のお浸し、フキノトウの天ぷらなど。
冬の味覚も織り込んで、柚子味噌のふろふき大根などの一皿も。
日曜日であるにも関わらず、混んでいた。
そのせいか、いつもより、お料理の運ばれるペースが、かなり遅い。
待っている間、ガチガチに凝った肩を相方に揉んで貰った。
私は、自分自身では、肩こりや背中のコリを自覚していなかったのだけれど、最近、背中が曲がっている・・・との相方の指摘を受けて、
『そういえば、なんか、重い気がする。』
と言ったら、肩を揉んでくれた。
『なんで、こんなに固くなってるの?』
あまりの凝り具合に相方絶句。
暫く、ほぐしてもらったら、なんと、背中と肩の軽い事よ。
こんなにも効果があるとは、つゆ・・・知らなんだ。
そんなことをしているうちに、お料理が運ばれてきたので、再び、箸を取る。
相方曰く。
『きみの肩には、おバぁさんが、とり憑いてたよ。』
おいおい・・・オカルトかい?
『このおばあさんは、柏木由紀子(故・坂本九夫人)似の上品なおばあさんで。』
『何で、柏木由紀子なん?』
『あのひとの顔には、苦労がない。そのままに穏やかに年齢を重ねた感じがするからさ。』
『・・・で、軽くなったから、その柏木由紀子似のおばあさんは、いなくなったのね。』
『うん。外してあげました。』
・・・訳の分からない観月会であった・・・。