終日雨。
朝、起きて、会社に行って、夕方、仕事を終えて、帰宅する・・・ということを、何十年とやってきて、それ以外の時間帯に労働する・・・という経験がなかったので(稀に、残業などということがあり、それでも、深夜残業は、23時半くらいまで)、夜通し働くというのは、こういうことなのだな・・・と、昨日思った。
私は、小学生までは、この世の中に、『深夜』と言う時間帯があるのを知らずにいたし・・・20時か、21時には、寝ていて、大晦日は、せいぜい頑張っても、23時半である。
これも稀だが、風邪などひいて、高熱を出し、夜中でも、うとうと・・・しながらも起きていたことも、無いでもないが、その時は、夜・・・というだけで、『深夜』という意識は、まるでなかったように思う。
昔と違って、コンビニエンスストアやスーパーの食糧品売り場は、24時間営業だし、まだ就学前の子供が、(馬鹿な)母親に連れられて、スーパーの食料品売り場を駆けずりまわっている光景を見て、絶句したこともあったが(もっとも、自宅に子供を一人置き去りにするよりは、マシかもしれないけれど)、とにかく、私には、深夜0時は、シンデレラの魔法が解ける時間だし、それは、物語の中だけで、子供の頃の私自身には、存在しない時間(意識しない時間)なのであった。
初めて、深夜という時間帯に突入したのは、中学生になってからで、中間テストの試験勉強というのをやってみた時で、そのとき、ラジオの深夜放送というのも、初めて聞いた。
(↑こんなことも、この拙なるブログに何度となく記載したけれど)
・・・まあ、そんな深夜の時間帯に働くことに成ろうとは・・・。
人が生きている限り、全てのひとが、昼に活動するのではなく、病院などに勤務する医師、看護師などは、夜勤は、当然だし、介護施設の職員、消防署、電力、ガスなどのエネルギー関係、もちろん、原発もそうだろうし、メディアの世界・・・テレビ、ラジオなどの放送局、気象庁、為替などのファイナンス関係、或いは、ダブルワーカーで、夜もアルバイトをするひとなどやコンビニの店員さん、お酒などを供する所謂、水商売などもそうだろう。
夜間に働く方は、ご無理なさらないように・・・。
電気の供給が無い時代には、陽が昇ると起きて、陽が沈むと眠る・・・それが当然だった時代の方が、圧倒的に長いから、ひとの身体が、進化についていけない。
だから、夜勤はつらい。
深夜労働で、身体を壊すひとも多い。
一説によると、病気にも、発病しやすい時間帯が、あって、細胞などは、深夜に活発になると聞く。
発病しやすい時間帯に、休養をとっていれば、発病を免れる確率が高くなるということらしいけれど、ガン細胞など(これも臓器によって、異なるらしいけれど)が、増殖しやすい時間帯に、ゆっくり休むということは、免疫活動を助けることになるのかもしれない・・・などとシロウトの勝手な思い込みだけれど、そんなことを考えた。
それでも、未知の時間帯に働く・・・というのは、なかなか興味深いものでもあった。