近年の科学技術の進歩は、目覚ましい。
スマートフォンの普及は、一瞬にして、その場で起こったことを動画や画像にして、全世界に配信できる。これまでの、都合が悪いからなかったことにしよう・・・という隠蔽が難しくなってきたのかもしれない。
かつての『天皇(或いは、皇室)』は、日本国の象徴であった(もちろん、今でも、憲法には、そう書いてある)。
『象徴』である家系に生まれついたからには、『私』は、無いに等しい。
あくまでも『公人』でなければならい。
『公人』を演じられなければ、それは、天皇(もしくは皇族)ではない。
それ故に、かつての皇室・菊のカーテンは、国民に対して、開かれることがなかった。
それを、ひらいたのは、民間から入内した正田美智子氏という美しい女性であった。
正田美智子氏は、上手く演じた。マスコミを操作し、自分に不利益なことは、上手にスライドして利用する。
昨日、敬宮内親王が、メディアに登場する際、影武者を立てているという噂が広がっていることを記した。
有吉佐和子氏の著作『和宮様御留』でも描かれていたし、過去、たぶん、千数百年(皇紀は、2676年であるけれど)続く、朝廷、内裏というところでは、何度となく、行われてきたことなのだろう。人の目さえ、遮れば、都合の悪いことは、無かったことにできる・・・。
ヒトの首をすげかえるなんてことは、造作ないことだったに違いない。
長きに渡る近親交配で、皇室には、いわゆる『ごゆっくりさん』だとか、知障、発育不良などの誕生も多かったようだ。江戸時代、徳川家に婚姻した公家の子女に、成人しても3尺(1メートル未満)の身長の御台所の記述などもある。
敬宮内親王に関しては、海外では、試験管ベビーということが周知のことのようだけれど、不妊治療、特に、顕微授精などは、もう民間レベルで行われている・・・となれば、敬宮内親王と同じ受精卵など、いくつも存在するのではないだろうか。潤沢に資金がある皇室などでは、一般家庭の不妊治療どころではなく、最先端の技術を要求しただろうし、祭祀王の系図を絶やさぬために、イトメは、つけないだろうから、失敗に備えて、スペアは、複数、より多く、確実に用意したハズである。
そして影武者の作成、育成、維持にも多額の資金が使われているのかもしれないと邪推している。潤沢にあったハズの皇室の資産も何故か目減りしているし、いろいろなモノが売却されていると聞く・・・中には国宝的価値のあるものも・・・。一説には、東宮妃の実家・小和田家の負債の返済などと言われてきたけれど、不妊治療だって安価ではない。
普通の家庭では、そう何度もトライできることでもないだろう。
そんなことを考えていたら、ふと十数年前に上梓された『シャルトル公爵の愉しみ・名香智子・著』という漫画を思い出した。
純然としたフランス貴族で、財閥で、大富豪で、お金で、解決できないことは・・・たぶん、あまりない・・・という一族の物語で、長男が、成人後ハシカに感染し、不妊になってしまった。それなのに、ちゃんと子供が授かる・・・。
ハシカ感染前に、大人の印をみたときから、毎年、精子を凍結保存して、万一に備えていた・・・というオチである。
この一族、母親は、生粋のレズビアンで、男性にキスされると吐いてしまうほどだけれど、何かの間違い(アルコールが原因と思われる)で、二人の子供を授かったりする。漫画ですから・・・。
そんな彼らにも、ヒトの心は自由にできない・・・というお悩みもあった。
スペアの受精卵や、別人を使って、内親王差し替えも、昔なら、容易な事だっただろう。
科学技術の進歩が、今、皇室で行われてようとしている(???デマかもしれないが???)出来事を、一方で可能にし、もう一方で、暴露するという両刃の刃となったようなのだ。
皇后の誤算なのだろうと思う。
自らの手で開いた菊のカーテンの内幕を晒すことになるとは、年を経て、あと余命いくばくの御老体で、たぶん・・・眠れぬ夜を過ごされているであろう正田美智子氏は幸せだったのだろうか?
日々衰えて、醜悪にさえなっていく美貌を、鏡でみるたびに恐怖することは、なかったのだろうか?