毎年思うことで、何度も、このブログ内に書いていることの重複なのだけれど、毎年1月は、えらく長い様な気がする。別の言い方をすれば、時間が経つのが、遅いように思うのだ。
つい4週間前に、平成28年になったというのに、随分、昔の事のように思う。
そう・・・ずっと???昔のことのようだ。
毎日、変わり映えしない日々を過ごしているから・・・なのかもしれない。
仕事をしていたときも、1月は、ものすごく長かった。
氷点下の朝。暖かい蒲団から抜け出るときの辛さ。
ガチガチに凍る車のフロントガラスの霜を融かさないと前方が、見えない・・・氷のカーテン。
そんな生物的に過酷な寒さが、ひと月を長く感じさせていたのかもしれない。
1月は行く、2月は逃げる、3月は去る・・・終わってみて、改めて、実際の長さと体感的或いは、心情的な主観的な長さが、全く一致していないことに気が付く。
辛い時は長く、楽しい時は、短く・・・時間とは、客観的になりえず、あくまでも主観的なものかもしれないな・・・。
ふと・・・。歴史年表などみるに、縄文時代、弥生時代、古墳時代、奈良時代、天平時代、平安時代、鎌倉時代、室町時代、戦国時代、安土・桃山時代、江戸時代、明治時代、大正時代・・・。
(途中、抜けていたらごめんなさい。ウロ覚えの歴史年表なんで・・・)と、各時代や文化の名称などに時代をつけて、呼んでいて、近代である明治・大正などは、天皇の諡号で呼ばれている。
そして、昭和・・・まだ昭和時代・・・という呼び名は、完全に定着していないようだ。
もちろん歴史年表には、昭和時代と区分してあるから、昭和が完全に過去になったのだろう。
それでも・・・。歴史年表表記は、昭和時代でも、
『明治時代とか、大正時代にね・・・。』
という言い方は、するけれど
『昭和時代にはね・・・。』
という言い方は、まだあまり聞かないような気がするのは、私だけだろうか?
昭和天皇崩御後、今年で28年経つというのに・・・。
1926年の年末、大正時代が終わりを告げ、1926年12月25日が、昭和元年ということになり、翌1927年が、昭和2年だから、1926年は、昭和元年は、1週間しかなかったことになるけれど、昭和が始まって、今年で、89年経っているのだから、やはり、昭和は、昭和時代なんだろう。
いつもそんなくだらないことばかり考えている1月の寒い月末。
今上は、健康上の問題もあり、フィリピン訪問を最後の公務としたいらしい。
平成も間もなく、平成時代・・・と年表に表記される日も近いのかもしれない。