鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

怨歌(えんか)と解呪歌(かいじゅうた)

2018-03-22 23:59:26 | 音楽

去年の・・・?何時頃だっただろうか?

YouTubeの広告に

『テポドンの核弾頭が発射~~~』

という過激な字幕の歌が、流れだしたのは?


あべりょうさんという方の『核攻撃サバイバー』という曲で、北朝鮮からの核攻撃を想定した楽曲のようで、

着弾予想は、東京!新宿!中央公園!上空!

かなり断片的な単語で、形成された曲であり、着弾までの5分間で、地下鉄に避難せよ!という・・・
啓蒙?的な内容で、核攻撃からの防御を知らされていなかった国民の間で、賛否両論で、炎上?だとかの文字が躍った。

私は、基本的に、『あべりょう』というひとの歌は、嫌いではないし(内容にもよるけれど)、どちらかと言えば、好きなのかもしれない。

不条理な世界を、歌を使って、切り捨てる・・・そんな楽人なのだろうと思う。

顔などは、露出していないようで、(私は)赤ずきんちゃんだとおもっていたけれど、マッチ売りの少女?をイメージしたイラスト、着ぐるみなどを着用されているようであった(よくわからないので、間違ったことを書いていたらお許しを)。


アクも強いし、インパクトもあるし。


恨みつらみの呪い唄・・・のようにしか思えない昭和の演歌(怨歌)とは、全くの対極にある楽曲だと思っている。

真偽の程は、知らないけれど、芸能界というところは、かの半島の人々で、成り立つ特殊な世界で、かの半島は、日本国を呪詛してやまないと聞く。
そして、彼らのいる芸能界で、作られる歌は、日本国への呪詛らしい?

私は、なぜか、歌謡曲というのが、大嫌いで、歌番組は、見ていなかったから、学校でも、話題についていけなかったし、20世紀の残り1/4と平成初期迄は、テレビは、一切視聴しなかったので、その頃流行していたドラマを全く知らない。

昭和の芸能界が、呪詛の歌を流行させ、日本国民の滅亡を願っていたとは、フツーの日本人なら、思いもしなかっただろう。しかも流行歌で。

そんな呪詛の歌の中で、諸悪を白日のモトに晒すような(別の意味もあるのだろう)あべりょうさんの歌は、何故だか、不思議な魅力があって・・・もしすると、彼の歌は、『寿(ことほ)』ぐ歌・・・なのかもしれないと勝手に考えた。

怨に対する壽(ことほぎ)←適当な語彙がみつからないので、意味不明かもしれないけれど・・・。

寿ぐではなくて、解呪(←こういう単語も存在するのかどうか???)の歌なのかも・・・?