寒気の影響か、気温20℃をしたまわり、少し肌寒い。
風は、少し冷たいけれども、爽やか・・・。
流行のワードというのだろうか?
~過ぎる・・・という見出しが多くなってきた。
美味しすぎる。可愛すぎる。凄すぎる。
などなど。
この言葉の使い方、おかしくないか?
美味しすぎたら、困るのか?
可愛いすぎるのもダメなのか?
凄いすぎるのは、悪いのか?
感覚の問題かもしれないが・・・。
すぎる・・・というのは、否定することだと思っている。
『大過』という言葉があるけれど、コレは、物事が、良すぎて、悪いという意味で、陽極まりて陰、陰極まりて陽。何事も極端は、宜しからざるというような意味であろうか。
美味しすぎる・・・というのは、別に悪いことでもなかろう、美味しいことはいいことだ。可愛すぎても困らないし、凄いすぎるのは、たぶんマネできないってことで、コレは、使っていいかもしれない。
やたら・・・~すぎる・・・というキャッチコピーが、舞い踊っている。
バカみたい(っつ~かバカなんだろう)だ。もっと洗練したマトモな『コトバ』が、使えんのか?
私は、ヘンな違和感で、気持ちが悪い。
なんでも、かんでも、マネしたがる・・・猫も杓子も。
この●●●(←商品名)凄すぎる・・・
(↑こういう宣伝文句の商品にロクなもんはない。こんな宣伝文句を使う企業は、アタマが悪いし、洗練という感覚から遠く離れている。そんなところが作るモノなんざ、タカが知れていると思うよ)
何度も言う。
すぎるは、否定形だ。だから、凄すぎてダメって意味だ?・・・大過なのだ!
以前(というか今でも見るけれど)、やたら『神』をつけることも流行していて、神の価値も随分と下落したもんだな・・・と思っていた。
神すぎる・・・なんて、冗談ではない。悪趣味そのものだ。
こういう日本語、マジで、気持ち悪くないか?
私は、この言葉を、見るたびに、あまりの気持ち悪さにトリハダがたつ。