鼎子堂(Teishi-Do)

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2019夏ドラマ③これは経費で落ちません!

2019-10-19 21:31:13 | TV・ドラマ

昨夜から本降りの雨。午後には、止み間も。

風邪に取り憑かれて、はや2週間経つと言うのに、相変わらず、症状が、良くならず。

 

某国営放送局の製作のドラマ『これは経費でおちません!』

 たかが、経理部員!と、秘書のアリモトさんに言われたりする・・・そう、きちんと数字を合わせて、当たり前。間違っていようものなら、集中非難・・・が、経理部員の世界。

 

ワタシも似たようなコトをやっていた(更に、総務の雑用なども・・・)ので、気持ちは、よくわかる。

そんな地味で、報われない仕事なんだけれどね。

 

・・・でも、大丈夫。

天・天コーポレーションも、もうすぐAI化して、アウトソーシングされるから・・・。

 

管理職の部長と主任と事務員ひとりくらいいれば、OKなんじゃね?

 

さまざまな経費の不正使用を暴いてきた森若さん(多部未華子)の・・・凛として、清潔な空気感。

国営放送のドラマは、おかしな方向へ行っているし、このドラマも、コレは、ないでしょう・・・という矛盾したシーンの連続で、ウンザリするし。

 

会社の玄関脇で、抱き合ったり、カフェの真ん前で、キスしたりしたら、そりゃ、バレるでしょうが。

社内に秘密の恋愛も、会社の近所?で、デートしていれば、そりゃ、誰かに目撃されるって・・・。

 

だって、私の住んでいる(過疎地だけどさ)地域でも、週末午後に、ショッピングモールへ行けば、会社の誰かしかには、会うよ?

 

そういうリアルさが、一切ない、お気楽なドラマ。

 

そして、どこぞのタレントが、森若さんの恋人役だけれど、なんとまあ、もう過去のひとなのか?あの小室圭という人によく似ているのには、なんだかな~~~と思ったりする。

森若さんの恋人役には、営業部の山崎さん(桐山漣)の方が、お似合いだったような?

 

 平岩紙、江口のりこ、吹越満といった役者陣は、流石では、あるし・・・。

以前の優等生のイメージを払拭した感のあるベッキーが、経費の不正使用、社長の愛人?酒場で副業、企業買収のスパイ役として、森若さんと対峙。

たかが、経理部員と蔑みながらも、森若さんを恐れる秘書の有本役を、好演。あざとさと浅ましさ満載の・・・森若さんと対極の人物をイヤミ感たっぷりに演じたあたりは、このひとも、路線変更せざるを得ない事情は、あったのね。

 

 

唯一、多部未華子の透明感、桐山漣の爽快感だけは、ヨカッタ。

 

多部に、救われた感のあるNHKだね。

(国民から搾り取ったありあまる予算を、もっと番組制作に生かして欲しいところだけど、半島主導の国営放送に成り下がったから無理かも?いっそ、解体してみてはどうだろうか?現在、この放送局を見ているのは、たぶん・・・老い先短い人ばかりだよ?そのうち、誰も見なくなるカモ?)