鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

風邪に浸る・・・。

2019-10-15 21:21:21 | Weblog

久々に風邪をひき、更新が、8日間ストップしてしまいました。

一旦、更新が止まると、ズルズル・・・とサボリ癖が、出てしまい、現在に至っています。

 

インフルエンザのような強力なヴァイラスとは、違い、アデノやコロナといった所謂、フツーの風邪系のヤツか・・・と思い、ココは、一発?、風邪菌を、化学薬品で、退散させるのではなく、自己免疫による自然治癒などを試みてみようではないか・・・と考えました。

・・・そう、フツーの風邪は、休養していれば、治癒する・・・休養できないから、風邪薬で、症状を和らげながら仕事をする・・・幸いなことに、現在は、暇人であるから、風邪につきあっても、誰も困らない(家人だけは、困るか・・・)ので、風邪に浸ってみることにしました。

 

今回の風邪発症の原因で、思い当たるのが、罹患前の湿度でした。

10月に入っても、25℃以上の夏日が続き、夜間など、閉め切った室内では、28℃くらい迄、上昇していたので、エアコンの除湿機能を利用して、部屋の湿度を下げることをしておりました。

ちょっと寒いかも・・・と思ったときに、電源を切ればよかったのでしょうが、そのまま、タイマー切断されるまで、除湿を続けたことも一因かもしれません。

 

罹患初日。

この日は、外気温21℃の中、隣県・隣々市迄、ランチに行ったときは、軽い咽喉の痛みだけでしたので、季節も季節だけに、そう悪くは、ならないだろうし、薬物治療は必要なかろうなどと考えておりました。即席葛根湯(単なる葛湯)を服用?

翌日から、急激に咽喉の痛みが強くなって、あのチクチク、イガイガ感半端なく。扁桃腺に来ましたようで。

・・・それでも、この程度だったら、会社に出勤してたよ・・・のレベルです・・・昔は、忍耐強かったなぁ・・・今は、とても無理。

ココらへんで、食い止められれば、コレで終わるのでしょうが、私の喉を侵略しているアデノやコロナ、ライノといったヴァイラス達は、なかなかにツワモノというか、私の防衛機能である免疫部隊が、ヘナチョコなのか・・・じわじわと気管支に向かって侵攻していくようでした。

感染3日目には、会話をしようとすると激しい咳が出るようになり、いよいよ、我が防衛部隊は、気管支付近にまで、引くことになりました。

この頃から、激しい咳で、1時間以上持続して睡眠をとることが出来なくなってきました。

睡眠が取れない・・・というのは、免疫部隊に、食糧武器弾薬・薬剤などの補給物資が、絶たれたのに等しいのです。

前線部隊の決死防衛は、日和見の緑膿菌などの寝返りにより、さらに悪化。

喀痰は、黄緑色のゼリー状、硬さのある物に変わっていき、排出するのが難しくなってきました。この残骸は、免疫細胞の白血球達が、身体を張って、風邪菌の侵攻を食い止めてくれた証でもあります。

ヘナチョコでも、免疫部隊は、健気にも、最後の砦・肺に至る侵攻を死守してくれたものと思われます。

咳を伴う喀痰の苦しさ、不眠が、つらくなってまいりました。

気管支炎由来の咳で、肋骨2本骨折した例もあるそうで・・・いやほんと・・・気管支炎の咳のスサマジさは、半端ないです。

やはり、ここは(肋骨防御のため)、ブロン咳止めシロップでも、買いに行ってくるかな・・・と思っていた矢先、先人?の知恵の宝庫でもある(ガラクタの山でもある)かのYoutubeに、胸にある『ダンチュウ』というツボをドライヤーで温め、そのあとは、使い捨てカイロで、保温すれば、緩和できるという動画がありまして、更には、ドライヤー温灸で、引き始め風邪が治るというので、コレで緩和しなければ、最終兵器の化学物質で・・・という方針を決め、まず、喉の痛む部分を、ドライヤーで、ゆるゆる温めてみました。

咽喉から、20cmくらい離した位置から、一番緩い温風を当てていき、熱くなったら止めて、20秒くらいさまし、再び、温めるを3回繰り返し、様子をみる。そして、それでも緩和しないようなら、5回迄繰り返す・・・というものでした。

なんと!アレほど、痛かった咽喉が、ラクになってきました。

次は、胸にあるであろう『ダンチュウ』と呼ばれるツボ付近に、ドライヤーを当ててみると、やはり緩和してくるのがわかりました。

熱や咳などは、身体の免疫上、発生するもので、やたらに下げたり、止めたりしては、いけないのだけれども、やはりソレにも限度があって、熱が上がり過ぎたり、咳が出過ぎたりする状態もよくない・・・らしいです。

そうです。咳で、肋骨骨折しては、モトもコもありません。

 

・・・というどちらかといえば、物理的な対症療法ですが、現在、罹患前の7割直後くらい迄、回復致しました。