鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

モスキート考

2019-10-01 23:15:02 | Weblog

 

十月に入っても、まだ残暑が続いていて、今日も、まだ蝉(つくつくぼうし)が、カナキリ声をあげています。

日照時間が、短くなっているから、夕暮れは、各段に早くなってきて、あの『秋』の少しもの哀しいような夕方は、すぐに夜に溶けてしまう季節でもあります。

 

今日は、タイ・カレーを拵えました。

香辛料やココナッツミルクなどを、食べられない家人には、素麺を供しました。

家人は、このところ、体調がよくなく、食事も別なものを用意するので、ちょっと手間なのですが、タイ・カレーは、ラミネートのパックに入ったカレースープと、自宅にある野菜と鶏肉を煮込むだけなので、簡単です。


炊飯も、いつもより水を少な目にした硬めのご飯。

全身、汗が噴き出すような辛さですが、辛さの中に、甘みがあるタイやヴェトナムの料理は、案外、好きなものの部類に入るのです。

 

夕方から、台所で、ちまちまを作業などしていると、やはりこの時期、ヤブ蚊に刺されるのです。

殺虫剤を含まない自然派蚊取り線香という・・・蚊取り線香としては、存外、高額なものを、焚いての作業となります。

 

それでも、蚊取り線香の煙の届かない階段とかの移動中に、2か所刺されました。

 

秋のヤブ蚊は、体長が小さいものが多くて、刺されている最中に、痒くなって気が付いた時には、もう充分に、吸血されたあとで、刺された跡が、島状に、ポッコリ腫れあがるので、虫刺され用の軟膏など塗布しております。

 

普段は、花の蜜などを吸っている蚊も、産卵に備え、タンパク質を摂取しなければならないので、吸血するということなのですが、一度、吸血すると飲まず?食わずで、1か月くらい大丈夫だとか???

ヤツらにとっては、貴重なタンパク源である血液なのでしょう。

 

さて、この血液。

蚊の最も好む血液型は、О型だそうです。逆に、好まない血液型は、AB型らしいです。

 

夏の高原などに行くと、O型の私は、ガンガン刺されるのですが、相方は、全く、刺されないので、ちょっと、ムカつきます。

 

『よほど、不味い血なんだね。』

 

夏の外出には、かゆみ止めの薬は、必需品なのですが、今年は、家の中で、刺されまくりました。

 

 

却説。

蚊と言えば、数年前から、飛蚊症になったようで、目の前に、何か・・・蚊のようなものが飛んでいるように見えますが、コレは、目がイカレたせいで。

双眼鏡(観劇用)など、覗くと、フレーム内に、糸くずや、黒い点の出現が・・・。

秋の蚊も、そんなふうに、見えたりで、現物なのか、目の異常なのか・・・判別できないときもあったりします。

 

いづれにせよ、現物の蚊も、幻影のような蚊も、うっとおしいことこの上なし・・・です。