鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

18平方センチメートルの世界

2020-02-12 23:04:04 | Weblog

光が、春めいてきました。

明け方6時前で、うっすらと明るく、夕方5時を過ぎてもまだ明るい。

昼間の時間が、長くなってきて、春に向かって加速度がついてきたような・・・。

 

アカゲラの木を突く音が、正午前頃から、聞こえてきて、何処にいるのかな?と思って、双眼鏡(観劇用9倍)で、のぞいてみるも・・・、居室の縦800mm×横1600mm=1,308,800平方ミリメートル(約畳1畳分?くらい・・・)の空間から、姿を見ることができなくて、窓を開けて、身を乗り出して、窓の面積ではh、見えない木に止まっているのを発見しました。

双眼鏡を使わずとも、脚の付け根からシッポにかけての下腹部の朱色がとても綺麗でした。

カンカンココココン・・・雑木林中に、広がるドラミングは、あの小さな鳥のあの小さなクチバシで、つつく音とは、とても思えないくらいです。

近隣に、建売住宅が、3棟建設中ですが、その金づちの音にも負けていないあたりが、なんとも。

 

早朝は、カラスのたむろする当たりの木も、午前中は、オナガに占領されています。

オナガは、ガタイが、でかいし、特徴的なシッポの長さから、容易に姿を捉えられます。

キジバトなども、大きいし、羽を休めて木の枝に止まっていることも多いので、あまり動かないから、コレも容易に識別できます。

 

私は、観劇用9倍の双眼鏡を使っているのですが、コレは、90mm×20mm=1800平方ミリメートル・・・18平方センチメートルの面積で、切取りながらみているのですが、メジロなどが、視界を横切ることがあって、やはりメジロは、優しい春色で、飛翔しているときは、鶯色の羽の下のレモンイエローの羽毛が、みえてコレがまた、可愛らしくて。

今日は、同じくらいの大きさのシジュウカラも、至近距離迄、来てくれました。

 

相変らず、音がするので、アカゲラ?かと思って、双眼鏡を覗いて、18平方センチメートルづつ、ツナギながら、冬枯れの雑木林を探してみると、ハネは、アカゲラなのに、朱くなくて・・・ああ、アレは、コゲラかも・・・?初めてみるコゲラでした。

名前がわからない鳥も・・・。双眼鏡で、覗いても、イマイチハッキリと鳥姿が、見えないし、ニューフェイスでした。

案外、居るようで居ないのが、スズメ。

居室の反対側の南のベランダに行けば、見られることもあるけれど、居室隣接の雑木林の中では、スズメの姿を見ることはありません。

 

夕刻、既に陽が暮れて、午後6時半。

フクロウが、啼き始め、その声は、間断しながらも、1時間以上聞こえておりました。

同一の個体なのか、複数いるのか・・・。

フクロウの声は、どうして、眠気を誘うのか・・・30分くらいうたた寝をしてしまいました。

 

野鳥ばかりみている・・・閑人。