鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

ライブビューイング:舞台・鬼滅の刃

2020-02-03 13:35:35 | 演劇・映画

風もなく、3月上旬並みの気温の穏やかな節分。

午前中、オナガ、シジュウカラ、アカゲラを、居室裏の雑木林の中で、姿見。

 

昨日(2日)、夕刻より、相方と舞台・ライブビューイング『鬼滅の刃』を鑑賞。

2つのスクリーンが、ほぼ満席のようで、殆どが、女性客。

2日が、千秋楽で、劇場からのライヴ中継を、映画館の大スクリーンで、見られる贅沢さ。

遠くの劇場迄、出向く必要もないので、交通費もほぼかからず、通常の映画料金の約2倍程の料金で鑑賞出来(コレが、演劇上演劇場なら、映画の通常料金の5倍くらいだろうし)、映画館の椅子は、演劇劇場の椅子と違って、広いし、脚も伸ばせる?し。

主催者側は、演劇の他にも、興行収入が上がるし、映画館などのスクリーン提供者にも余得があり、集客できるし、まさに、買い手よし、売り手よし、世間よし???のシステムでしょう。

 

物語の進行は、原作(・・・というか、テレビアニメでしか見ていないけれど、テレビアニメに忠実)通りで、ストーリーの変更などもなく、雰囲気もそのままで、良く練れた舞台でした。

役者さん達は、全く存じ上げない方々だけれど、漫画のキャラクターにも忠実(・・・というか、漫画よりは、年齢層が、高くなるのは、仕方が無いですが、ちょっと育ちすぎ?かも)で、衣装なども、忠実に再現されておりました。

特に、鬼舞辻無残、矢琶羽、響凱、兪史郎、亥之助などは、漫画の中から抜け出たような・・・。

コレだけ再現してくれれば、言うことなし。

漫画原作の舞台化というのは、原作キャラクターと役者のビジュアルのギャップを如何に僅差迄、縮めるか・・・が、勝負なんでしょうし、逆に全く違ったキャラクターを役者の演技力で、役を作れるか・・・を問われるところでしょうか?余程、演技力がないと無理ですが・・・(可能なのは、北島マヤか、月影先生くらい?)

コレ程、人口に膾炙した作品なので、キャラクターに近いヴィジュアルで、役を決める方が、間違いないかも???その方が、一般受けしますしね。完全にキャラクターが出来上がっている作品に関しては。

そんなこんなで、休憩時間15分を含め、約3時間、楽しむことができました。

 

テレビアニメでは、那田蜘蛛山の鬼退治に成功し、無限列車編迄、放送されましたが、舞台では、那田蜘蛛山に向かうところで、終幕。

2時間半で、よくここぞまで、再現したと思います。