鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

グリーンアスパラガス

2021-06-12 21:50:20 | 食・料理

曇がちで、時折、陽が差す蒸し暑いような土曜日。

 

昨日、スーパーで、県内産のアスパラガスが、売られていたので、買ってきた。

2本程、塩で湯がいて、フルーツトマト、熟成黒にんにくを、薄切りにして添え、塩麹と胡椒で、味付けしてサラダに。

美味なる一品。

コレに、茹玉子とパン、スープなどがあれば、(私的には)立派な献立。

この黒ニンニクは、母が、亡くなる前に、宅配で注文したもので、母が、亡くなってから届いた。母からのギフト?で、大切に食べている。そのまま食べても美味しいけれど、料理にも使えるので、重宝している。

マリネや、スパニッシュオムレツ、パスタと出番も多い。

バラしたにんにく片4~5個で、500円くらいで、売られていたので、存外高額なもののようで、薄切りにするか、細かく刻めば、トリュフのような見栄えだし、味もよい。

 

私が、子供の頃・・・というか、もう少し成長して、ハタチくらい?の頃は、アスパラガスは、缶詰の水煮?したような白いアスパラガスくらいしか見たいことが無くて、レストランとか、喫茶店で、サラダを注文すると、1本を3つくらいにカットされたものが、添えられている・・・そんな感じだった。

生のグリーンアスパラガスって、何時頃から、青果売り場に並ぶようになったのだろうか?

やはり、ハタチ過ぎ頃?都下の友人の家で、朝ごはんに供されたベーコンとアスパラガスが美味しかった記憶があって、その時は、茹で上げるのではなくて、フライパンで、炒めたものを出してくれたような気がする。

グリーンアスパラガスって、こうやって食べるんだ・・・と思った。

その当時では、アスパラガスは、北海道産とか、長野県産が多かったように、記憶しているのだけれど、どうなのだろう???

ちょっと調べてみたら、県内では、1988年頃、本格的に、グリーンアスパラガスの栽培が、始まった・・・という記載があって、やはり、子供の頃って、缶詰の白いアスパラガスしか流通しておらず、細長い缶詰は、結構、高額であったような気がする。それなので、我が家の食卓には、上ったことがなかったのだろう。

 1988年の本格的生産が、始まった頃から数年後、母が、庭にアスパラガスの苗を植えて、コレが、大量に収穫できて、毎年、5月頃になると、アスパラガスを、天麩羅、サラダなどにして楽しんだのだけれど、馬鹿な愚弟が、苗を刈り取ってダメにしてしまった。

残念なコトであった。