鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

酷暑の葉月のはじまり/手紙

2022-08-01 23:40:50 | Weblog

最高気温37度。

猛暑の葉月の始まり。

 

空気が、熱を帯びて、気持ちが悪いくらいの暑さ。

体温を越えているし・・・。

 

先週は、叔祖母の十三回忌で、御仏壇にお供えしてもらおうと御供物を配送。

手紙も書きました。

 

今週は、義父姉の誕生日なので、やはり手紙を書いたのだけれど。コレが、ちっとも書けなくて。

書く・・・と言っても・・・。

私は、WORD で、一応の文章を作り、ソレを、直して、プリンターで、打ち出して・・・と言う感じ。

便箋にペン書きなんてしていたら、1カ月は、かかるであろうなぁ・・・。

 

筆まめな母は、ソレを、手書きでやっていたのです。

もちろん、パソコンなんか、使えないから。

パソコンを使わずとも、一応の下書きを作り、それを、便箋にペンで、清書するのだけれど、これが、またすごく綺麗な字を書く人だったのでした。

 

昔のひとは、字が上手いよな。

 

筆まめな母からの手紙を待っていてくれたひとも居て、去年3月に母が、他界したのを知らずにいて、毎日、毎日、郵便ポストを見に行ったけれど、お手紙が届かなくなって、病院か施設に、入所したのではと思い、電話で消息を尋ねて下った友人も居たのでした。

一昨年(2020年)の暮の賀状を、母は、ひとつひとつ手書きしていたけれど、その文字は、曲がり、上手く書けなくなっていたし、住所なども間違えて、書き損じの年賀はがきが、20枚以上、見つかったのは、年が明けて、母が亡くなって、母の身の回りの品を片付けていたとき、小箪笥や、本の間から、出てきたことを、ふと思い出しました(このくだりは、以前の拙なこのブログ内で書いたかもしれません)。

 

いろいろな場所から、母の書いた文字がでてくる・・・。

空き箱の横のスペース、本の裏、表、余白。レシートの裏、カレンダー。

様々な注意書き。手紙の下書き。予定。書いたときの感情。苛苛。眠れない。死にたい。痛い。哀しみ。嬉しさ。家族の誕生日。血圧。体温。漢方薬の成分。テレビの健康情報。美味しかったお菓子の名前。行先。歌詞。

 

母は、文字と遊んでいたのかもしれないなぁ。

 

・・・そして、異父姉に宛てた私の手紙は、なかなか進まず・・・で、それでも、数日後には、姉の誕生日だから、カードを送ることにしたのだけれど、1日かかっても、上手く書くことが出来ず居て、猛暑だし、今日がタイム・リミットで、明日じゃ、たぶん間に合わない・・・から、仕方が無いので、現行の文章で、送ることしたのは、本日の午後3時過ぎ。

今日は、本当に、何をやっても、捗らない日で、こんな日もたまには、有るけれど、私は、この頃、毎日、こんな感じで、イライラしてしまって。

別に、誰に頼まれた訳でもなくて、やらなくても全く問題ないことを、いろいろと、アレコレと、嫌になるくらい、考えて、そして、考え疲れて、結局のところ、まあ、別に、無理にやらなくても・・・という人生だったんだけれどね。コレ迄は(そしてたぶん、コレからも・・・???)。

やらずに済むことなら、絶対に、やりたくない・・・のに、やらねばならぬ・・・と思ってしまい、そのやらねばならぬことは、別に誰が望んだことでもないのに・・・の無限ループにどっぷりとつかり込んだ葉月の始まりの日。

 

なんだか、文章を書くのも、本当に面倒になってきたな。

やっぱり、何もかも、面倒で、生きているのも、面倒な・・・今日。