最高気温21度。春がスキップ・・・既に初夏???
それでも、明け方は、0℃近い冷え込み。
十六夜の月は、朧。
春霞。
日中は、ウグイスの鳴声。
昨日、母の命日だったんで、白梅の枝を切りに庭に降りたら、まだあまり上手に啼けていないウグイスの初鳴き。
母の死は、春の始まりの頃・・・。
ここ数年で、ウグイスの初鳴きを聞く日付にも、結構、バラつきがあるようで、早い年では、2月下旬、遅い年で、3月の上旬なのだけれど、本来は、平均的に毎年同じ時期(日照時間の関係とか)に啼き始めていたのかも知れず、私が、気が付かず、正確なところは、よくわからないけれど、やはり、ウグイスは、春の鳥。
同じく、雲雀(ヒバリ)もそろそろかな・・。
ウグイスもヒバリも、外見は、茶色系で、目立たぬ野鳥だけれど、あんな小さな身体で、よくあんなに大音量で、啼けるなあ・・・と毎年、同じコトを思う。
晩年の母は、ウグイスもヒバリの鳴声も、聞き取ることができなくなってしまった。
もちろん、低音でチカラなく、滑舌も悪すぎの私の声などは、もっと以前から、聞こえなかったことだろう。
店舗で、注文しても、私の声は、聞き取りづらいから、気の強い店員ならば、
『はぁ?』
と語尾を上げて、聞き返すし、普通の店員なら、聞き返えしたりする。
肺活量も少ないので、大きな声が出ないんだな。
せめて、高音域で、ウグイスやヒバリのような声だったら、きっと、何度も聞き返されなくて済むのだろうに。
母の声と私の声は、よく似ているので、電話では、叔母などは、母と間違えて、話始めるので、遮って、母に替わって貰う迄、結構、時間がかかったりした。
叔母は、マシンガン・トークで、認知症を患っている人とは、とても思えぬのだった。
言葉のなかなか出てこない私の方が、認知症かも・・・とか・・・。