おだやかな冬晴れ。
気温は0度近く下がるも、日中の最高気温15度で、暖かい。
ここは、雷の都。
旧居住地も雷は多かったけれど、こちらは、山に近いので、俄か雨や雷雨が更に多いのかも。
本日で、5日目。
処が変わると、なかなか寝付けないものだね。
夜中にふと、母と住んでいた旧居住地を思い出す(夜中でなくとも、思い出しておりますが)。
母の気配が全くない・・・母の知らない土地で、ひとり暮らしている。
母の生前。
眠れぬ夜には、よく香を焚いた。
今日は、朝から、その香を焚く。
久しぶり。
母が亡くなってからは、仏事用の線香を焚いているけれど、線香とは、少し違うんだろうな・・・。
『ああ。いい香りだ。』
・・・という母の声が蘇る。
結局のところ・・・。知らぬ土地に居を構えても、旧居宅の習慣は、変わらずだから、キッチンの配置とか、まだまだ慣れぬストレスも多い。
旧居宅は、雑木林に囲まれた一軒家だったから、周囲(近所)の目を気にすることもなかったけれど、ここは、住宅密集地。
お隣の生活音などが、聞こえてくる。
西隣は、崩れかけた平屋が建っていたけれど、夏頃だったか・・・撤去して更地になり、売りにだされている。
東隣りは、(たぶん)年金暮らしの老夫婦の二人暮らし。
相方曰く・・・東隣、その前の住宅は、傾きかけている・・・所謂、老朽化しているけれど、傾き具合から言って、拙宅には、崩れてはこないだろうし、この家(拙宅)は、その年代の法定基準より、かなり頑丈なつくりであるから、中古住宅では、お買い得とのことで、施工したのが、大工さんの家だから、たぶん、材料は、一般のものより、よいものを使っている・・・(らしい)とのことであった(ホンマかいな?)
私のように、母が亡くなり、独り身で、無職の身には、昨今、アパートの入居も難しいらしく、そして、雑木林の中の一軒家で、長いコト過ごした身には、アパートなどの隣と隣接している居住空間には、耐えられない(と思う。現在の密集した住宅地もかなりのストレスでもあるので)。
高齢者サービス付きの介護施設などの食事は、たぶん・・・私には合わないと思うので、自分で出来ることが、出来なくなるとき迄、この状態を長く維持できたら、それで充分。
今、冬の暖かな日差しの中で、書いている。
1階の日当たりは、あまりよくないけれど、二階は、たっぷりと初冬の日差しが流れ込んできて、暖かい・・・。
・・・そして、今は、荷ほどきなど殆ど済んでおらず、ダンボールの積みあがった部屋で、寝起きしている・・・(いつになったら、片付くのやら?)