冬至の翌日・・・。乾いた冬晴れ。
明け方の最低気温氷点下4度。
寒い・・・。
居室内の温度も、2度の表示。
低温になると、iPhoneの充電が止まる・・・のを初めて知った。
旧居宅では、無かった現象なんだけれど・・・。
やはり、灯油のストーブを引っ張り出すか・・・給油が面倒なんだよなぁ・・・重いし、匂いもイヤだし。
ただ・・・明日からは、寒気も緩む予報だったので、ソレに期待しよう・・・と思っている。
一昨日・・・1カ月ぶりに訪れた旧居宅付近は、以前と変わることなくソコに当たり前のように存在していた。
長年住んでいた場所を離れたというのに、特に、懐かしいとか、戻りたいとか・・・そんな気持ちにならなかったのが不思議。
自分で思っていた程、愛着があった訳でもなくて、どちらかといえば、かなり住みにくい場所でもあったような気がする。
特に、中学生の頃、引越してきたときは、田んぼの中にポツンとある雑木林の中にある一軒家だった。
やがて、旧居宅至近距離に中学校が出来ると、あたりは新興住宅地として開発されたけれど、拙宅は、市街化調整区域からほんの少し、逸脱していたので、周辺に住宅ができて、入り口付近の交通量が増えただけで、あまり変わらなかった。
敷地も結構広いから、隣家との干渉も全くなかったから、気楽といえば、気楽なのが唯一の利点だろうなぁ。
いづれは、この家を出て・・・と思っていたけれど、独立するには、給金が安すぎて、ちょっとやっていけないかも・・・と言う感じで、『こどおば(子供部屋おばさん)』化して、失職したのち、当然のように、老齢の母の世話などするようになった。
その母が亡くなったのが、人生最大の危機でもあったけれど、母と私が嫌っていた弟夫妻から、離れるには、私が家を出るのが、手っ取り早い。
私自身が老齢化して、賃貸を借りられず、困り果てるのもイヤだったから、とにかく、居場所を探し続けて、ここに至った・・・なんてコトを、旧居住地を訪れながら、慣れた道を車で、走行しながら、思ったりした。