うすぐもり。
昨日程ではないけれど、蒸し暑い一日。
夏至。
陽極まる・・・。
あと数日で、陰に傾く・・・。
ほぼ、何もせず・・・終日。
母が居た頃は、こんな感じだったかも・・・。
母の世話以外、終日、ダラダラ過ごしていたんだった・・・。
ソレは、母が、衰えの兆しが、はっきりしてくるまでは、殆ど、何もしなかった。
していたことは、不安と焦りを、やたら意識していて、もうダメだ・・・とか思っていたけれど、結局のところ、母というセーフティ・ネットがあったんだ。
物心共に。
母が急に、衰えだしたのは、亡くなる2年か、3年前の2018年か19年くらいだっただろうか。
それでも、散歩はしていたし、自転車にも乗っていたし。
食も、ある日を境に、急激に細くなって来た。
夏至の日の翌日が、冬至になったみたいに。
昨日迄は、あんなに元気だったのに、具合の悪い日が、増えていき・・・。
急な坂を転げ落ちるように。
勢いがついて、夏になり、秋を待たず、冬となったような。
私は、最近、あまり起きていられなくなった。
ここには、もう居場所がない。
母が居たから、ココに居た。
そして、もうここに居る必要がない。
陽極まりて・・・。
そして、私は、何処へ行こう???
母の待っている浄土には、まだ少しだけ時間がある???
それは幻想・・・。
明日かもしれないし、来年の夏至のときかもしれないし、10年先の冬至かも・・・。
陽極まりて・・・反転する・・・今は、その頂上。