はっきりしない空模様。
雨期を予感させるような湿度のある空気の朝。
隣市のメガ・ホームセンターのペット舘にいたスカーレットコンゴウインコのカルメンちゃんが、いなくなりました。
2月か3月に訪れたときには、壁に向かって、うずくまっていて元気がなかったので、少し心配していたのですが。
そのあと相方が訪れたときには、いつものように、ひとなつこいカルメンちゃんに戻っていたそうですが、先日、会いにいったときには、いなくなっていました。
店舗間のローテーションで、他店舗へ移されたのか、或いは、飼い主が見つかったとか・・・。
もしかしたら、病気が悪くなったのか・・・。
そんなことを考えました。
地元のホームセンターのペット舘にいたオーストラリアキバタンのロビンも、知らない間にいなくなっていて、なんだかとても寂しかったのです。
カルメンちゃんは、大型のインコで、ケージの高さだけでも1.5メートルくらいの場所に居て、すこしオレンジがかったような赤い羽、尾羽は、青や黄色のまざった極彩色の綺麗な鳥だったのですが、その外見に似合わず、静かなたたずまいを見せる鳥でした。
カルメンちゃんは、オスかメスがわかりませんでしたが、その羽の色から、相方が、『カルメン』と命名して、会いにいくたび、勝手に、『カルメンちゃん』と呼んでいたのです。
『カルメンちゃん』と呼びかけると、近くに寄ってきてくれて、頭の撫でさせてくれます。
頭を、搔き搔きしてあげると、気持ちよさそうに目を瞑ります。
けして噛みついたりせず、大人しい鳥でした。
もし、誰かに買われたのなら、優しい飼い主さんだったらいいなと思います。
もし、病気なら、早く元気になることを望んでいます。
もし、他店舗に移されたのなら、そこがカルメンちゃんにとって、居心地のよい場所であることを願っています。
・・・そして・・・もし、命を落としたのなら・・・苦しまずに、安らかに逝ったと信じたいです。
・・・そして・・・もし、また別な形で、カルメンちゃんに会えるなら・・・会いたいと思っています。