鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

『癌(ガン)』ビジネス

2019-04-16 23:36:30 | 社会・経済

日中は、もう夏なのか・・・と思わせるくらい強い日差し。

風は、爽やか初夏の風。

 

19時の国営放送のニュースを何気なく見ていたら、先日、舌癌(ぜつがん)を、切除した女優が、今度は、食道だか、何処かだかの癌で、手術をする・・・ってニュースだったんだけど、この女優の癌の報道って、国営放送が、ニュースにする程の事なんだろうか・・・と、いつもながら、思ってしまう。

あの女優が、癌になって困る人は、日本全国にどれくらいいるのだろうか?

ドジでのろまな亀のスチュワーデス・・・今、キャビンアテンダーなのか・・・そんな役柄の元アイドルで、現在、女優らしいが、生憎、この時代のこのドラマを見ていないので、どんなもんなのか、わからない。

そして、もとアイドルも、50歳を過ぎて、癌になったからって、別段、知り合いでもないから、困ることは何もない。

 

数年前、乳癌の闘病をブログに記載して、稼いでいた元女子アナウンサーで、歌舞伎役者夫人もいたが、要するに、或る程度、知名度があがると、『癌』もビジネスになるのか・・・とつくづく感心した。

 

オカネ儲けのネタに事欠かないのだな。癌は・・・。

 

製薬会社の治らない癌治療薬、数千万円だそうで?

 

食品会社は、食品を加工して、癌になりやすい体質をつくる食品を作って、儲けているし。

野菜は、遺伝子組み換えされて、雑草にも、除草剤にも耐えられ、種なしにされ、子孫を残さないように改造され、毎年、奇形と思うほど、不気味な植物にされて、それで、種子会社は、儲かるし、それを食べて、癌になれば、医療・製薬会社は、儲かるし。

原発の放射線の影響で、癌が増えて、保険会社の医療保険とかが、手厚く保障します・・・ってんで、掛金をあげ、スマートフォンは、電磁波で、遺伝子を傷つけるのに、スマートフォンを手離せない・・・。

世界の一部のひとに都合よく、儲かる仕組みのために、癌は作られた病気なんだね。

 

癌ビジネス・・・。

 

癌細胞は、普通の細胞が、暴走して、物凄い勢いで、増殖して、その生命体が、果てる迄、増殖を繰り返す。

自分の生命が終わりを告げるとやっと癌細胞も死ぬことがきる・・・。

自分では死ねないが、宿り主が、死ぬまで、苦しめる・・・。

 

癌細胞は、愛に飢えているんだね・・・。

愛情に飢えたひとに、愛情に飢えた癌細胞が、暴走する・・・っていうようなくだりを、読んだような気がする。

 

冒頭の癌の女優も、或る意味、一種のかまってちゃんなのかもしれない。

 

もう、アイドルは、終わった・・・50歳を過ぎたら、もう誰も、見向きもしない。

違うかもしれないが、本質は、孤独なのかもしれないな・・・(真偽の程は、わからないけど)。

病気になれば、また話題の中心にいて、みんなが関心を寄せてくれるもの・・・。


でもさ。世界の大多数には、殆ど、関係ないんだけどね・・・。

 



シネマ歌舞伎:野田版 桜の森の満開の下

2019-04-15 23:45:53 | 演劇・映画

 最高気温22度。昼前から強風。

 

本日は、相方とシネマ歌舞伎:野田版 桜の森の満開の下を鑑賞に、隣市のシネマ・コンプレックスへ。

その前に、回るお鮨屋さんで、お鮨ランチ。

 

シネマ歌舞伎の新作ってことで、公開2週目の月曜日なのに、上映室は、妙齢のおばさん達で一杯。

お友達同士で、楽しそう。

ここの映画館の階段は、二段上がると、階段の幅が、変わるので、高齢者には、ちと危ない階段で、私も、過去にコケたことがあったりして、今日も、入退場時には、渋滞になったりしていた・・・なんてことは、過去のブログで記載済なのだけれど。

 

さて。閑話休題。

『贋作・桜の森の満開の下』というタイトルで、演劇上演された舞台を、歌舞伎版に作りなおした作品。

シネマ歌舞伎『野田版 桜の森の満開の下』予告編


20世紀の終わりか、21世紀の初め頃か、堤真一主演で、新国立劇場だったか・・・或いは、シアター・コクーンであったか・・・観劇したことがあって、つい最近では、天海祐希が、主演で、東京芸術劇場あたりで、上演されていたような記憶があるけれど、コチラは、手許不如意で、観劇できなかった。

演劇版と歌舞伎版では、多少設定が違うようで、もともとこの作品は、坂口安吾の『夜長姫と耳男』、『桜の森の満開の下』の二つの作品を合体させて、ひとつの物語として、上演された。

『夜長姫と耳男』の耳男と『桜の森の満開の下』の盗賊の男を、それぞれ登場させ、夜長姫と盗賊の女房を合体させて、鬼としたのだけれど、『夜長姫と耳男』の耳男は、桜の森の中で、考え事はしないし、『桜の森の満開の下』の盗賊は、桜の森の中には、居なかった・・・し、夜長姫と盗賊の女房は、どちらも、美しく、残酷で、無邪気だけれど、醜い鬼となって、背負ってもらって山に戻る盗賊の首を絞め続ける鬼には、ならなかった。

坂口安吾の原作から、ブレているようで、たぶん、原作を読んでいないと分からない部分も多かったような気がする。

そして、原作を読んで、観劇した我身には、やっぱ、『贋作』とか『野田版』といったお断りとつけないといけない訳が分かったような気がする。

物語的に難解になってしまったのだった(二つの物語の主題を合わせたので、過不足が出てしまった)。

・・・なので、映画館で、結構、高い料金を支払って、寝てしまったお客さんも・・・たぶん多いハズで・・・それでも、歌舞伎座だとか、新橋演舞場なんかで、歌舞伎を上演中、睡眠をとっておられるお客さんも多いので、コレは、コレでいいのかもしれない。歌舞伎だしね・・・。

つまるところ、坂東玉三郎の後を追う唯一の女形・中村七之助の美しさと、衣装、舞台美術を見るだけでも価値があると思うし、プッチーニの劇伴が、妙にぴったりするあたり・・・なんとも不思議な感じもする。

個人的には、ハンニャ役を演じた坂東巳之助が、不思議な雰囲気を出していたなぁ・・・と思う。鬼の役が合う役者さんでもあるような気がしている。

天武天皇役の市川染五郎(現・市川幸四郎)は、ノーブルなビジュアルで、帝役には、ぴったりなんだけれど、このひとの舞台を見るたびに、もう少し声がよかったらいいのにといつも思ってしまう。残念ながら、このひとの声は、通らない。


ソメイヨシノは、もう散ってしまったけれど、山桜、里桜、八重桜と桜の季節は、まだまだ続くし・・・この季節、もう一度、坂口安吾・著『桜の森の満開の下』、『夜長姫と耳男』を読んでみたくなった次第で。

 



『夢』を、みるひと。

2019-04-14 22:22:44 | 睡眠

夕刻より雨。花冷え続く・・・。

くもりがちの日が多かった最近、気温も20℃になったり、5℃だったり、雪が降ったりと、安定しなかったせいか・・・とにかく、眠くて、もう眠くて。

そして、睡眠時間が、長くなれば、夢見の回数も多くなって、やたらと昔の夢をみた。

『夢』には、未来の希望や理想を示す場合の夢と、睡眠時にみる・・・あの荒唐無稽な夢があって、どちらも、なかなか現実とはそぐわないという点で似ているような気がする。

やたら・・・未来の希望や理想を、『夢』という中途半端で、あやふやな言葉で語らせる風潮って、いつ頃からなんだろう?

私は、『夢』と言えば、やはり睡眠中に見る『夢』の方が、身近であったりする。

ここ数日は、前職、前々職で関わりのあった人達が、登場した。

職場の夢は、たいてい、『今日、この職場を去らなくてはいけない。』といった、割と、切羽詰まった夢で、いつまでたっても、この夢から解放されていない。 

別段、良い職場であった訳でもなくて、行かずに済むなら行きたくなかったし、親しい人が、居た訳でもなくて、何の未練もないと思っていたのに、イマダに、夢に出てくる・・・というのは、やはり、深いところで、トラウマになってんだろうなぁ・・・と思っている。

コレは、潜在意識の領域だろうから、現在の自分が、どうこう出来る問題ではないし、たわわに実った果実が、自然に枝から離れて地に落ちるのと同じで、いつか意識の外へ出てくれるまで、引きずるしかないように思っている。

・・・そう。あのとき迄は、あんなに好きだった芸能人や作家や画家や友達のことを、もうすっかり忘れてしまったように。

あんなに夢中になっていたのに、ある時期を境に、全く興味を失ってしまって、どうでもいいというか、思い出しもしなくなるように。

・・・思い出にもならないってヤツですかね? 

そのとき迄、悪あがきをすればいい・・・。


・・・それにつけても。

睡眠中に見る夢って、どうして、あんなにリアル感があるんでしょうかね?

単なる脳内のマヤカシなのに。

 

 

【本日の鳥見】

ぼさぼさ頭で、ほっぺが茶色い『ひよどり』が、意外と至近距離迄。

ひーよ、ひーよと綺麗な声で鳴く、見た目地味な鳥。

 

  


残雪・新雪②/思川桜

2019-04-13 23:43:53 | 自然・気象

久々に、早朝から晴れ。

正午に近い午前中、今週半ばに降った雪が残っている日光連山が、よく見えました。

昨日、今日と気温が上がってきてはいるものの、山は、まだ冬の佇まいです。

ソメイヨシノは、もう半分ほど、散ってしまっておりましたが、バトンを受け取るように思川桜が、満開!でした。

ソメイヨシノより、濃いピンク色の花びらが、ひとかたまりづつ房状になっているかのようで、咲き方は、八重桜に近いのかも?

 

十月桜の突然変異種だそうです。

桃の花のようなピンク色で、ソメイヨシノとは、また違った可愛らしさがあります。

 

今日の市内は、子供さんは、半袖、大人は、ダウン・ジャケットやスプリング・コート、セーターなど、様々な服装で、冬と春の同居状態・・・気温は、18℃迄上がりましたが、風が幾分冷たいような土曜日でした。

夕刻近く、日光連山の新雪というか、もう残雪というか・・・そんな画像を撮りたくて、近所のショッピング・センターの屋上駐車場迄、出かけてみましたが、山峯は、ぼんやりと霞がかっておりました。

 


鳥見る女

2019-04-12 23:55:57 | 自然・気象

花冷え。

ここ数日、寒い日が続いております。

居室裏の雑木林に、巣を掛けていた鴉(カラス)が、ここ数日、巣に寄り付つかなくなっていて、そのかわり、鴉の巣に近いところで、オナガの姿を見るようになりました。

オナガは、スズメ目カラス科に分類されるようで、サイズも割と大きく、青みがかった灰色の羽と長い尻尾の鳥で、鳴き声は、『ギーヨ、ギーヨ』とあまりきれいな声ではありませんので、家人などは、『ギーヨちゃん』と呼んでいます。

本日は、数匹のギーヨちゃんを確認しました。

居室裏の雑木林よりも、拙宅南側の庭木に居る鳥なのでしたが、今日は、雑木林の中におりました。

姿は見えねど、その鳴き声で、わかる『雉(キジ)』などの声もして、声と言えば、本日の寝入りばなの午前3時頃に、フクロウの声を眠りの奥で、聞いたような気がしています。

深夜から明け方近くに鳴いていることも多いようです。

野鳥というか、山鳥というか・・・体長十数センチの雀から、50センチ前後のカラス、100センチには少し足りないけれど、雉などは、大型の部類に入るようで、鷺なども、かなりの大きさでしょうかね。

最近は、日を追うごとに、若葉が芽吹いてきて、木の枝に止まる鳥を目視するのが、難しく、双眼鏡(観劇用9倍)でも、なかなか視覚に収めるのが難しくなってきて、更に、私自身の目の退化で、鳥見女も、いつまで、続けられるのかななどと思います。

望遠レンズの付いたカメラなど欲しいところですが、手許不如意のため、雑木林に来る鳥の写真を撮ることができず。

最も、居室で、寝たまま、鳥見女を気取って・・・別名:バードウォッチャーなんてことを申しますが、何のことはない・・・ただの雑木林覗き女にすぎないのでした。

 


残雪・新雪

2019-04-11 23:22:33 | 自然・気象

昨日の雪まじりの雨と風で、ソメイヨシノも全て散ってしまったと思っておりましたが、市内には、まだ半分くらい花をつけた樹々が残っておりました。

拙宅の山桜もちらほら咲いて、ちらほらと散っております。今、散り途中というか・・・。

昨日、県北では、積雪が、27cmということで、我が居住地から、眺める日光連山は、雪に覆われておりました。

春には珍しく、はっきりとした群青色のシルエットの峰々に白い雪。

冬に戻ったみたいで、最も・・・冬でもこんなに、はっきり見えたりしないのですが・・・。

一昨日迄は、冠雪がなかったので、4月に降る雪でも、新雪と言っていいのかも???或いは、残雪に新雪が、降り積もったものなのか・・・。

日光連山の中の男体山(2484m)ですが、その半分くらいの標高の半月山の中腹には、5月のゴールデン・ウィークに訪れたときに、まだ残雪がありました。

それより標高の高い男体山なれば、麓からは、見えない残雪などもあるのかもしれません。

中禅寺湖を抱くようにそびえる南斜面しか見たことがなくて、北側の斜面って、何処からなら見えるのだろう?と男体山を見るたびに思います。

その男体山の更に奥には、いつも残雪光る奥白根山が見えます。

初夏に訪れても、冠雪がみえたりします。いつも雪を残しているので、残雪の山なのでしょう。

県道から、冠雪の日光連山が見えたので、写真を撮ろうと思って、ショッピングセンターの屋上迄、上がってみたものの、様々な障害物に遮られ、写真を撮ることができませんでした。

もう少し、北上すれば、ベストポジションがあるのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 


四月雪

2019-04-10 22:42:24 | 自然・気象

お昼前より、みぞれまじりの雪。

4月にはいってからの降雪は、直近では、2015年、そしてその前が、2010年で、このときは、約40年ぶりの4月の降雪ということで、ニュースになったようです。

平成になってから、二度目の四月雪となりました(他の地域では、2010年から2015年の間に、関東地方の平野部でも降雪の観測があったかもしれませんが)。

平成の終わりの年の四月雪。

禊の雪なのか、或いは、何かの予兆なのでしょうか?

日本国の象徴の或る方々のご成婚60周年の雪は、祝福なのか、予兆なのか、警告なのか・・・?

 

 気象変動なのか、或いは、人為的?な気象コントロールなのか・・・そのへんは、わかりませんが、初夏から真冬に逆戻りで、寒い一日になりました。

地域のニュースでは、満開の桜と重い湿雪で・・・なんだかなぁ・・・と思いましたが、県北の奥日光では、積雪23cmということでした。

奥日光などは、4月下旬頃から5月初旬頃が、ソメイヨシノの開花時期なのだろうし、やはり、山の上は、まだまだ寒い・・・!のでしょう。

去年から今年の冬は、積雪が、殆ど、観測されず、エルニーニョ?なのに、大雪にならなかったので、気象ルールにも、ハズレがあるようです。

 


北の空・南の空

2019-04-09 23:13:23 | 本・読書

県央の桜(ソメイヨシノ)満開宣言。

咲き始めが3月28日/満開4月9日で、満開から咲き始め迄の期間12日は、最長記録だとか?とニュースは伝えていて、明日は、真冬の寒波襲来。

折角の桜も今日が見納め?かも???

満開後の雨では・・・。

 

寒波の襲来の前ぶれのように、午後から風が強くなってきて、居室窓から北の空を見上げると、鉛色の重たい雲が、地平線を覆っていた。県北は、雪だろうか?

今春最終寒波がやってきて、明日は、真冬の寒さとなるらしい。

 

南側のベランダに出てみると、こちらは、明るい空の色。

同じ時間でも、南と北では、全然違う・・・。

高橋たか子氏の小説の中に

『北の空は、南の空に比べて、青い色が薄い。』

・・・と、いうようなことが書かれていて、そんなこと、何十年も生きていて、気が付かなかったな・・・と思ったのが20歳台で、氏の小説を読んでからだったのだけれど、不思議な小説を書く人で、何冊か読んだけれど、未読のものも、未だに多い。

文字だけで、こんな雰囲気を作り出すのか・・・ということを、教えてくれた作家でもあった。

 

 


うぐいす、アレコレ。

2019-04-08 22:01:50 | Weblog

どんよりとした曇り空の週明け。

昨日よりも、気温が10℃近く低下し、再びの花冷え。

宵のうち、本降りの雨。

花散らしの雨となったようで、桜(ソメイヨシノ)の季節もお仕舞いのようです。

 

曇りがちで、寒い一日だったので、昼前迄、眠っておりました。

選挙カーの騒音も、電話もなく、静かな月曜日でした。

 

午後になって、裏の雑木林の中から、うぐいすの声がしたので、眺めてみると、小さな鳥が、数羽、鴉(カラス)の巣の近くの木の上に確認できたので、双眼鏡で覗いてみると、緑色のまだ小さな新芽をついばんでおりました。

色からすれば、うぐいすなのかなぁ・・・。

数えてみれば、5羽が、鴉(カラス)の居ぬ間に、お食事中のようでした。

鴉は、何処へ行ったんでしょうかね?

うぐいす・・・と言えば、選挙カーにいるのもうぐいす嬢とかいいますね。

車ですれ違う時、

『ご声援ありがとうございます。お仕事お疲れ様です。』

・・・とか言って、通り過ぎる・・・別に、知り合いでもないし、声援もしていないし、お仕事お疲れ様ですって言われても、もう無職歴が、長いし、働いていないし。

それに、この選挙区に住んじゃあいないし・・・と、ツッコミどころ、満載です。

無差別テロ的に・・・という言葉が浮かんできたけれど、関係ないか・・・それともゲリラ的に・・・と、でも言うんだろうかね?

まあ、そんなうぐいす嬢さんに声かけられてた選挙期間も済んだし。

野球のアナウンスもうぐいす嬢って言うんだったな?

 

雑木林のうぐいす達は、コレからが、忙しいんでしょう・・・たぶん。

そして、昨日あたりから、ゲコちゃん(蛙)が啼きだして・・・。

昨日は、22℃だったからなぁ・・・そりゃあ、カエルも目覚めるわな・・・なんて思っていたら、気温が急低下した今日でした。

 

 


桜嵐

2019-04-06 23:43:31 | 自然・気象

初夏の陽気続く。

午前中強風。

 

折角の満開の桜も、お仕舞いか。

北関東では、これから、満開を迎えるから、お花見するなら北関東だな。

散る花を惜しむのは、人間だけで、木にとって、風や昆虫で、受粉を行い、来年へつなぐ・・・ただ、それだけ・・・。

だから、この時期、桜満開で、風が吹いたの、雨が降ったのと、ニュース番組のトップに報道するのも、如何なものか・・・などと考える。

たぶん・・・花々のために、春の嵐は、あるのだろうし、或いは、木々(花々)が、嵐の通過を狙って、花を咲かすのかもしれない。

いづれにせよ、人間の思惑なんて、関係ないことだ。

さて・・・生きているうちに、あと何回、花見ができるのだろうか・・・なんてことを考えると、安易に、来年の花見のことなんか考えず、見られるうちに、花を見ておいた方が良いのかもしれぬ・・・。

それにつけても・・・。

既に、初夏の気温だし。

腐食していく春に、随分と、気だるい気分でもあったりする。