夕刻より雨。花冷え続く・・・。
くもりがちの日が多かった最近、気温も20℃になったり、5℃だったり、雪が降ったりと、安定しなかったせいか・・・とにかく、眠くて、もう眠くて。
そして、睡眠時間が、長くなれば、夢見の回数も多くなって、やたらと昔の夢をみた。
『夢』には、未来の希望や理想を示す場合の夢と、睡眠時にみる・・・あの荒唐無稽な夢があって、どちらも、なかなか現実とはそぐわないという点で似ているような気がする。
やたら・・・未来の希望や理想を、『夢』という中途半端で、あやふやな言葉で語らせる風潮って、いつ頃からなんだろう?
私は、『夢』と言えば、やはり睡眠中に見る『夢』の方が、身近であったりする。
ここ数日は、前職、前々職で関わりのあった人達が、登場した。
職場の夢は、たいてい、『今日、この職場を去らなくてはいけない。』といった、割と、切羽詰まった夢で、いつまでたっても、この夢から解放されていない。
別段、良い職場であった訳でもなくて、行かずに済むなら行きたくなかったし、親しい人が、居た訳でもなくて、何の未練もないと思っていたのに、イマダに、夢に出てくる・・・というのは、やはり、深いところで、トラウマになってんだろうなぁ・・・と思っている。
コレは、潜在意識の領域だろうから、現在の自分が、どうこう出来る問題ではないし、たわわに実った果実が、自然に枝から離れて地に落ちるのと同じで、いつか意識の外へ出てくれるまで、引きずるしかないように思っている。
・・・そう。あのとき迄は、あんなに好きだった芸能人や作家や画家や友達のことを、もうすっかり忘れてしまったように。
あんなに夢中になっていたのに、ある時期を境に、全く興味を失ってしまって、どうでもいいというか、思い出しもしなくなるように。
・・・思い出にもならないってヤツですかね?
そのとき迄、悪あがきをすればいい・・・。
・・・それにつけても。
睡眠中に見る夢って、どうして、あんなにリアル感があるんでしょうかね?
単なる脳内のマヤカシなのに。
【本日の鳥見】
ぼさぼさ頭で、ほっぺが茶色い『ひよどり』が、意外と至近距離迄。
ひーよ、ひーよと綺麗な声で鳴く、見た目地味な鳥。