鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

月命日-27・大型連休最終日・メイストーム

2023-05-07 21:24:22 | 自然・気象

終日の雨。止み間もなく。

 

朝方、暗いので、うとうとして、完全に目が覚めたのが、午前10時。

最近、朝起きるの遅い。

 

ゴールデン・ウィーク最終日の日曜日。

会社、学校へ、あまり行きたくない人達にとっては、憂鬱な日曜日なのかも。

私も、勤め人の頃は、ゴールデン・ウィークの最終日は、絶望・・・だったね。

特に、最後に勤めていた会社は、前月の決算で、一番忙しい時期になるし、月例朝礼だとか、面倒臭いコトがてんこ盛りだったし。

 

勤め人強制終了だったんで、あれから、毎日が、ゴールデン・ウィークに突入した訳で。

 

世間的には、休み明けの明日。

朝の通勤時は、大雨の予報だし、なんだか、前途多難?的な。

そして、そんな人間の負のエネルギーが充満するのか、単に、電源を切ったままの期間が長いからなのか・・・パソコンだの、ファクシミリ(今は、あまり使っていないんだろうけれど)だの、複写機だの・・・デジタル機器の不具合発生が多いのも、週明けとか、連休明け・・・ってハナシをよく聞いたような気がする。

 

そんな陰鬱な雨の日曜日。

母の逝った日が、日曜日の朝で、それから、日曜日の朝は、意識しなくても、早朝に目が覚めてしまう。

・・・で、ああ、そうか、日曜日で、月命日だったな・・・雨が降っているから、御墓参りは、明後日くらいにしようかな・・・とか思いながら・・・つい、うとうとして、気が付けば、昼近くになっていた訳で。

 

4月の半ば頃から5月にかけての嵐を、メイ・ストームというけれど、今年は、今日が、五月の嵐?

今のところ(7日21時半現在)、『嵐』の定義である暴風と言う感じではないけれど、時折、強い雨音がして、夜半には、雷を伴う・・・という予報も出ていたから、今晩は、嵐の夜になりそうだ。

 

 


初夏夏日・益子陶器市へ~初夏の花々

2023-05-06 23:39:43 | Weblog

もったりとしたくもりがちなれど、気温上昇。 真夏日。

明日から天気下り坂。 荒れ模様の予報。

 

昨日(5月5日)。

春の益子陶器市へ。

相方の推しの陶芸作家の個展・展示販売が、益子の窯元の店舗で、開催中で、お気に入りを見つけた相方は、価格が価格? なもんで、暫く、迷った末に、もう一度見てから決めよう・・・と思ったらしく、ついでに、陶器市なんで、それでは・・・ってコトで、朝から、益子まで。

益子町・道祖土(さよど)周辺は、既に、駐車場は、満車。

相方の知人の御宅が、陶器市会場の一番端っこで、臨時駐車場を開場しているので(周辺の御宅は、余っているスペースを駐車場として提供していて、1台500円という取り決めがなされているようで、面倒なので、駐車場の提供を断りたいのだけれど、観光資源としての陶器市開催は、地域振興の要? らしく断ることが、難しい? らしい)そちらに、パークさせていただいた。

流行病の影響で、3年ぶりの開催となった陶器市は、まだ午前9時なのに、ヒト・ヒト・ヒト・イヌ! で、ごった返し状態。

みんな一斉に、外出し始めた感じで。

古道具屋、陶器市に出店している陶芸家、軽食・珈琲・アイスクリームなどを売るキッチン・カー。

 

風は、冷たいのに、日差しは、既に夏!

 

益子は、陶芸の街で、この街を有数の陶芸の街にした濱田庄司の生家を移築した記念館、隣接した広い公園もあって、その敷地内にも、様々な店舗が出店している。

益子焼は、茶色い地味な生活必需品の味噌瓶などが有名で、昔の拙宅にもいくつかあった(濱田庄司作なら、高値なんだろうなぁ・・・と下世話なことを考えている)。 

陶器市会場の一番端っこから、メインの道祖土通りをトコトコあるいて、目に着いたテントやショップを回遊。

(たぶん)この時期、住民数をはるかにこえる観光客が押し寄せてきて、街が一番活気づく季節。

 

途中お蕎麦屋さんで、休憩兼お昼。

暑いので、冷たいお蕎麦が嬉しい。

午前11時半をまわっていて、食べ終えた私たちが、外へでると、蕎麦屋さんの前には、順番を待つ行列。 

 

古民家の点在するメイン・ストリートを抜けて、相方の本日の目的の窯元のショップへ。

相方の候補は、2点で、迷っているようだったので、奥の和室の展示場で、暫し、座って落ち着いて考えな・・・と促す。

居心地のよい和室の床の間の前で、暫し考える相方。 

ふと、個展展示室をみると、壁にかかった写真と同じ? ひとが・・・。 もしかすると作者さんかも・・・。 

相方に、そのことを言うと、相方は、心を決めたらしい。陶芸家の先生に、桐箱と箱書きをお願いし、買ってしまった。

いろいろと話をして、ショップを後に。

 

益子は、陶芸の街、そして花の街でもある。

露地や空き地、民家、道路際迄、野の花が溢れている。

テントやショップに、活けられていたのは、野の花。 

自作の陶器に、飾られるのは、野の花。

益子の素朴な陶器に野の花が良く似合う。

赤い薔薇の花束を活けてもそれなりだとは、思うけれど、赤い薔薇には、クリスタルのフラワーベースの方が似合うと思うし、道端に咲いている一輪の野の花が、こんなに美しいのか・・・と思えるのが、益子の陶器だと思った。

生活の中の美・・・それを追求した濱田庄司とそれを継ぐ益子の陶芸家達の陶器市。

(今回は、諸般の事情で、写真が撮れなかったがちょっと残念でもありました)。

 


終齢幼虫

2023-05-04 22:04:45 | 自然・気象

真夏日迄、あと1歩。

5月はやはり夏の始まり・・・。

 

転居先の庭に、以前、住んでいた方が、植えたという柚子の木。

まだまだ背丈も小さくて、1mくらいしかなく、この時期の雑草の成長が早くて、埋もれていたのだけれど、周辺を少し草むしりしたのが、先週。

そして今日は、クロアゲハの終齢幼虫二匹。

柚子の新芽と同じ保護色。

まだ少し、やせっぽち。

羽化迄、あとどれくらいだろう?

柚子の葉っぱは、随分と食べられてしまった。

 

去年の10月に、転居先の一階の雨戸で、越冬しようとしていた(のであろう)クロアゲハの終齢幼虫は、居なくなっていたので、残念。

 

柚子の木に居るこの子たちは、無事に羽化してくれたらいいのに・・・。

 

 


初夏の夕風

2023-05-03 23:51:57 | 自然・気象

夏日なれど、空気が乾燥していて、爽やかな祝日。

やはり、風が一番美しいのは、5月だなぁ・・・としみじみと思う。

 

夕刻より、食糧品の買出し。

やはり、久々に夕方の風に吹かれて、母が居た頃など思い出し。

 

ニセ・アカシア満開。

この花は、川沿いなどにも群生していて、川を挟んで、此岸と彼岸って、こんな感じか・・・と明川哲也(ドリアン助川)氏が、書いていたような?

 

外に出ても一番気持ちのよい初夏。

街中に、ツバメ。

そんな季節。

 

夕方の少し冷たい初夏風を顔に受けて、過去ばかり思い出す。

この風と同じ風を感じて、夏の訪れを心待ちにしていた頃(今は、夏は恐怖だけれど)。

この先の未来が、明るく開けていく・・・と確信をしていた頃。

・・・あの頃、思い描いていた未来とは、正反対で、現実は、陰鬱で、辛いコトばかりだった・・・。

 

それでも。

あの明日を信じていた頃。

全てが美しくて、爽やかで、未来が輝くことしか信じられなかった頃。

 

あの頃の雰囲気を、初夏風の中、記憶の奥底から、甦らせた夕暮れの時。

 

そして、それは、逢魔が時。

明日は、よいことがあると信じて、ほっとして、そして、明日になれば、その期待は、必ず、裏切られる・・・逢魔が時。

 

それでも、私は、初夏の黄昏時は、大好きだ。

初夏の風も。

 

 


女王の単独飛行④

2023-05-02 21:51:30 | 自然・気象

雷雨の翌日の晴天。

日差しは、夏だけれど、北寄りの風が吹いて、肌寒い・・・。

 

午前中は、なかなか起きられない。

身体を横にしたまま、少し本を読む。

ふと、目を窓に映すと、オオスズメバチの女王が、単独飛行。

女王覚醒の朝・・・。今年も活動を始めたんだね。

生き残れ!

あの一匹から、数千の命が生まれる・・・生き残りをかけて。

女王は飛ぶ。

巣材を探して、産卵のための育房を作り、娘達が、働き蜂の成長するまで・・・休む暇なく。

生き残れ!命を繋ぐために・・・。

 

オオスズメバチともお別れだな。ニアミスすることもたぶん・・・もうないと思うけれど。

さて、午後から、引っ越しのパッキングの続きをしよう。

 

居室裏の雑木林の中央に、大きなニセアカシアの木があって、今年も白い花を咲かせている。

例年だと、ゴールデン・ウィーク頃に開花して、5月中旬頃迄、咲いているのだけれど、今年は、4月に開花してしまった。

 

 


資産と負債について

2023-05-01 23:16:03 | 社会・経済

くもりがちな晴天。

夕刻から、雷雨。

雨が止んだあとは、急激に気温が下がって来て、肌寒い。

 

深夜、フクロウが啼く・・・。

 

去年の1月に、県央に中古住宅を購入した。

間取2Kという二階建の小さな小さな家(アパートのような感じかも?)。

駅まで、バスの乗り換えなしで、一応、バス亭、銀行、郵便局、コンビニエンスストア・ドラッグストア、スーパー、病院(クチコミでは、酷い?病院とのこと)などが、徒歩5分圏内に揃っていて、生活するには、困らない場所かと思う。

割と街中?(私は、街中に住んだことがないのでよくわからないのだけれど)で、固定資産税が高額かもしれないと思っていたら、思っていたほどでもなくて、安堵した。

 

そして、この土地。

資産だとばかり思っていたのだけれど・・・。

土地は、負債だそうな。

 

ここで、資産と負債について。

資産とは、毎年、その資産が、金銭を生むもの。

負債とは、毎年、そのものに、金銭の支払が生じるもの。

 

・・・土地って、固定資産税とか、払うよな・・・ってコトは、土地は負債なのか・・・。

家なども経年すれば、あちこち修繕費用が掛かるので、これも不動産は、負債なのか・・・。

 

パソコン、iphone、テレビ、家財道具・・・みんな負債であった(最近は、モノを捨てるにもお金がかかることもあるし)。

 

土地家屋は、売却できれば、資産なのかもしれないれど。

最近は、某・流行病とか、その予防策としてこうじたれたワクチンとかが、直接の原因で、亡くなる方が多いそうなので、空き家なども多くなって、それを、維持するには、お金がかかるし、売却ともなれば、リフォームとか、家屋が古いなら、更地にする費用も、数百万とか・・・と聞く。

うへぇ・・・私は、負債を負ってしまったのか・・・などと思ったりもして。

 

でも、何処へ行こうと生活の拠点って必要なのだと思っている。

若い頃は、アパート、マンションを賃貸できるけれど、ある一定の年齢になると賃貸物件も、条件がついたり、入居できなかったりすると聞く。

 

私の今後の居場所は、この小さな小さな中古住宅しかない。

 

さて、明日からまた、引っ越し準備でも進めよう・・・。