🎵 「あー、 お帰りなさい、 お疲れさま！」。 働く病友（とも）に夜の雨

終日降り続いた雨は、深夜になっても降り止まず、長時間勤務の明けた雪ちゃんには、疲れが少し残って、いつもの若々しさが無い。

病友（とも）よ。
お帰りなさい、お疲れさま。

いつもは、もっともっと、きれいなひとなのに、ね。

お土産の陶作品と、桜花とハートの可愛いゼリィを喜んでくださって、「雪ちゃん、不二子さん、皆さま。明日からも頑張りましょう！」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

雪ちゃんの花筒と瑠璃茶碗♪

　　　　　　　　　　　　　　　

紀久ちゃんの白萩茶碗、弘子ちゃんの転写模様が際立つお皿、不二子さんの揃いの湯呑み♪

　　　　　　　　　　　　　　　

さくらは、相変わらず終活の一環で、桜花の箸置きを作っている。

「先生、この箸置きは【有難う百萬遍の箸置き】って言います。　私のお通夜と葬儀に、皆さまに貰っていただきたくて…」と正夫義兄さまに言ったけれど、聞こえない振りをして無視なされた。

なぜか、捜しても見つからないので毎回型紙を作り、「今日まで生かされて、ありがたいですぅ」、「有難うございます」、「有難う、有難う」、「おかげ、おかげ」と、呪文のように心の中で唱えながら、土を練り、たたき、熨して、型紙どおりに切り取って干し上げ、素焼きして釉薬を掛け、二度焼きののちサンドペーパーで角を取って、出来上がり。

時折、「有難いなぁ」など言っても、だれも相手になっては下さらない。

それでもさくらは、めげずに、作る！

　　　　　　　　　　　　　　　

帰途、近くの赤塚植物園に立ち寄り、お気に入りのパイロゲンを試飲させていただき、購入して帰る。

４種類のＦＦＣパイロゲンをそれぞれに味わい、「試飲なんてモンじゃなかったですね♪」と不二子さんに笑われた。

うふっ。