★昨日逝かれた、松原孝子さんのこと

金つなぎの最高齢者、松原孝子さんが、大阪の関電病院に入院加療中、卒然と逝かれた。　享年８９歳。

親しくしておられた岩林孝子さんからの連絡でそれと知った。

金つなぎの会の創設期以来の病友で、「私は天涯孤独だから…」が口癖だったが、それだけに信仰の道を熱心にたどって生きて来られ、最後の日々も、キリスト協会の皆さま方が、手厚く見舞って安心させてくださったという。

しっかりした賢い方で、能筆のお手紙は今も数々我が家の残されている。
さくらの自宅の留守電を【ビタミン愛】と名付け、「淋しくなると名張にお電話して、広野さんの元気なお声を聞いて私も元気を頂いてます」とたびたび言っておられた。

昨年の新年会には元気なお姿で参加なされ、「満身創痍の体なのよ。でもこの歳で抗がん治療のステーションを胸に埋め込み頑張っているのよ」と笑っておられた。
心の芯の、まことに強いお方であった…、と今更ながら独居(ひとりい)の彼女の日々に思いを致している。

教会ご関係の皆々さまの、確かな支援のおかげもあったことであろうとも思う。
仲良しだった中島榮子理事が一足お先に逝かれ、これからは、次の世で明るく楽しく、仲良く生きられるに違いない。

そう考えると、少しは悲しみが薄れ安らぎとともに、在りし日のいろいろが思い返される。

お通夜と告別式の日程は、下記の通り。

・お通夜　　１０月３０日(日)　午後７時から
・告別式　　１０月３１日(月)　午後１時から
※場所は両日とも、日本キリスト教団大阪西野田教会(福島区玉川４の２の３)

さくらは３１日、平井喜美子理事、岩林孝子さんと、ＪＲ大阪駅中央口に午前１１時半に集合。昼食をご一緒してから西野田教会に伺います。

皆々さま。
逝かれる方は、あなたの苦痛や悩みをあの世に持って行ってくださいます。そうして、この世にまだ生きたかった思いを残して逝かれます。

逝友の残していかれる思いをしっかり受け止めて、その分も生きましょう！

謹んで松原さんのご冥福をお祈りし、「あなたの分も、私は生きる！」と、ご霊前に誓ってまいります。

もちろん、皆々さまの分も！