友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

夏の花の準備

2007年04月30日 22時46分35秒 | Weblog
 昨日、今日と快晴が続き、いよいよ初夏の感がします。
 チューリップはまだ遅咲きのものが満開です。それなのに、もう夏の花の準備をしなくてはなりません。昔、連休が終わって、しばらくしてから苗を買い求めに花屋さんに出かけたところ、もう苗がなくなっていた時ありました。花屋さんは「連休までに買っていただかないと、よい苗はありませんよ」と言います。そうだったのかと思って、それから注意して見ていますが、確かにそのとおりのようです。それでも最近ではガーデニングブームを反映してか、かなり遅くまで苗が並んでいます。しかし苗をよく見ると、出始めの頃とは違って元気のないものが多いように思います。

 昨日、今日と花屋を何軒か見て回りました。どの店もすごく混んでいて、花に癒しを求める人の多さを納得してしまいました。花の苗の値段、土や肥料の値段、鉢やグッズの値段はそれぞれ微妙に違っています。3袋で798円の値段の店と4袋で1050円の店ではどちらが値打ち何か、迷ってしまいます。量や中身も微妙に違っていて、それぞれのお店の工夫が面白いなと思いました。

 昨日、今日と私は夏の花の準備で大忙しです。咲き終えたチューリップを抜き、鉢の土を全部出して古い根を拾いあげ、古土に腐葉土やバーク堆肥を混ぜて次の鉢の土作りをします。これは大変な作業で、50鉢余の鉢を4鉢ずつ繰り返しながら行います。初めの頃の鉢は丁寧に行っていますが、だんだんと時間が経つに連れて、もうこれでいいかと大雑把になっていきます。幸いに我が家のルーフガーデンは西向きですので、午前中はどうにか作業ができます。午後は陽が当たるので作業は中止です。1鉢ひと鉢、ひっくり返しては土の入れ替えを行うので、時間はどれだけあっても足りません。

 今年は、昨年咲いたサルビアの種をとっておいたので、この種から育てようと思っています。サルビアは葉の緑と花の赤とのコントラストが好きで、長い間夏の花の代表として植えてきました。自然に落ちた種から芽を出すものがあります。それなら花が咲いたものを採っておいて、その種を蒔けば芽が出てくるのではないかと考え、昨年はサルビアの最後の花をビニール袋に入れておきました。サルビアの種は意外にも小さくて、種を一つひとつより分けるのは大変な作業ですので、とりあえず花も一緒に植えてみようと考えています。一応、苗床は用意しました。明日が曇り空なら種の植え付けをやってみようかと思っています。

 サルビアが好きなのは、あの赤と緑の対比の美しさに惹かれたのと、カール・マルクスが「好きな色が赤」と言っていたことにあると思います。私自身は淡い色よりも激しい色の方が好きです。赤はより強い赤が、緑はより緑色の方が好きです。自分自身はかなりあいまいなところがありますが、だからこそ強い色を欲しがるのかも知れません。それでも自分が色を使うような時は、どちらか言えば淡い色使いのほうが多いのも不思議です。きっと心のどこかで安定を求めているのか、さもなければハッキリした色を好む自分をカモフラージュしているのかも知れません。多分、どちらの自分も私自身なのだろうと思います。
コメント (1)
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