午前中、高齢者講習を受けた。1時間の講義と1時間の運転実技で、なんとか終了することが出来たので、後は警察署で免許証の発行を待つのみとなった。先日の警察署でも講義もそうだったが、要は高齢者の運転を少なくしたいという意図が明らかだった。
事故を侵した人の50%以上が高齢者である現実を見れば、警察としては速やかに免許証を返納させたいのは当然である。実際に動体視力などの検査を受けると、やっぱり返納した方が良い気がしてくる。それでも、教習場を走る運転実技は平常通りに出来たつもりだった。
けれど教官は、「発進はもっとゆっくり、停止線ではキチンと止める」と言う。どこをどう走るのか、もっと前に教えてくれればいいのに、指示がハッキリしないからモタモタしてしまう。それに今、私が乗っている車の感覚と違うので、慣れるまでは仕方がない気がした。
いろいろあったけれど、まあまあ無事に終わることが出来た。次回は80代になってしまうので、運転免許証は返納することになるだろう。教官も言っていたが、いつまでも免許を取った時の感覚でいるつもりでも、能力は確実に低下している。私自身のためにも、世の中のためにも、高齢者は運転を控えた方がいい。
今日は雨降りの予報だったので、運転実技は大変だと覚悟して行ったけれど快晴になり、かえって甘い判定を期待できない日となった。これも自分のためには良かったのだろう。さて、これからは選挙運動のために時間を割くことが出来る。