友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

悲劇はいつでもやって来る

2022年04月19日 18時32分50秒 | Weblog

 ロシア軍がウクライナに侵攻してもうすぐ2カ月になる。テレビで報じられる限りでは、悲惨以外の何物でもない。どうして人間は殺し合うのだろう。ロシアはウクライナ南東部の主要都市、マリウポリに猛攻撃している。ウクライナ側が投降要求を拒否し、抗戦を選んだためだ。

 プーチン大統領が何を目的にウクライナに侵攻したのか定かではないが、戦闘が長引けば長引くほど、多数の犠牲者が出る。一般市民に数多くの死傷者が出ているが、攻撃しているロシア軍にも、抗戦しているウクライナ軍にも死傷者は多い。

 戦争は殺し合いだから、礼儀正しく良い戦いなどあるはずもない。「戦争すべきではない」と言うと、「平和ボケなことを言うな」とお叱りの声が飛んで来る。私はただの老人だから、どうすることも出来ないが、私がウクライナの大統領なら、我が身を人質に差し出して、停戦を訴えるだろう。

 政治のトップにいる人は、人々を守ることが最大の使命である。相手が何を望もうと、国民の命だけは守らなくてはならない。国土を取られても、命があれば、必ず新しい時代を築くことが出来る。戦争を続ければ、国民の命は限りなく奪われ、国土はますます疲弊していく。

 国の指導者、街の指導者は、市民を戦争に巻き込むべきではない。平和を構築するために、全てを捧げる覚悟を持つべきだ。人々の命を守ることを一番優先し、そのためには指導者の命を差し出しても構わないと決意を示すべきだ。

 地方の首長と市議を決める選挙で、半数の有権者がサボタージュしていて、本当に民主主義は守られていると言えるのだろうか。無関心でいると、ロシアのウクライナ侵攻のような事態になってしまう。もっともっと、政治に関心を持たないと、悲劇はいつでもやって来る、そんな気がする。

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