心配した天気は良好で、暑さがぶり返してきたような一日だった。今日は長女の下の孫娘の誕生日で、そのプレゼントを買いに大型スパーへ上の孫娘とその息子の4人で行くことになった。2台で行くより1台でというので、孫娘の車に乗せてもらい出かけた。
曾孫は私の顔を見るなら嬉しそうに微笑んでくれる。しばらく会わなかったが、ちゃんと覚えていてくれて嬉しい。中1になった孫娘のリクエストは大人っぽい洋服だった。もう、そんな服が欲しい歳になってしまったのか、驚きとともに寂しい気がした。
平日の昼間なのに、大型スーパーにはたくさんの人がいた。孫娘と同じように、ベビーカーに赤子を乗せて店内を見て回る人も結構多い。それに皆、夏服なので素手・素足がまぶしい。今日からサマーセールというので50%割引が、中には70%引きの文字もある。
消費が落ち込んでいるという声もあるが、ここにいると本当だろうかと思ってしまう。けれど、品物は安くさらに値引きしているから利益は少ないだろう。それでも買う人はより安い品を選んでいる。給料が上がらず、年金が下がっている現状では消費が伸びないのは当然だろう。
けれど大型スパーに人が集まっているのだから、まあ良しとすべきかも知れない。高い品は買わないが、必要な品を必要なだけ買う、それが普通の生活なのだろう。高価な品を買い使わないかも知れない品まで大量に買うなら、景気は良くなるかも知れない。けれど、無駄な買い物をしないのは賢い生活ではないだろうか。
孫娘と話していて、夏休みや冬休みに娘たちを連れて旅行に出かけていた話になった。家族旅行の習慣のない人から見れば、「そんな無駄なことを」と言うことかも知れないが、それが私の夢だった。戦後のニューファミリー世代のスタイルだったと思っているのは私だけなのだろうか。