goo

2020.10.18 曾野綾子さんの本より。[毎日料理すること。時々旅をすること。}

曾野綾子さんは、ご自分で畑を耕し野菜を作り、それらで、手早く夕食を作って、
秘書にも食べさせるとのこと。秘書に夕食を作らせるのではない。
この方は、日本に亡命したペルーの日系人大統領藤森氏を、ご自宅の離れに長年の
間住まわせておられた。それを知った時、尊敬を覚えた。


曾野綾子さんの本は、いつも楽しく読ませてもらっている。
今回読んだのは、「自分の始末」、古本屋で100円だったと思う。

その中に、[毎日料理すること。時々旅をすること。]と言う項目があった。
一部、抜粋する。

★惚けたり気力が失われたりすると、人はもう段取りをつけることができなく
なる。
そうなったら、思い付きで、思い付きの行動に出る他はなくなる。段取りは、
意志の力、予測能力,外界との調和の認識、そして何より謙虚さ、など総合的な
判断が要る上に、たえずそのような配慮をすることで心を錆びつかせないこと
ができる。
家事は段取りの連続であることを思うべきだ。頭の体操にはこれほどいいこと
はない。★                  [晩年の美学を求めて]


男性の中に、ボケ防止などと称して、脳トレなどをやっている人が居るかも
知れないが、料理などと馬鹿にせずに、ちょっと煮炊物などやってみる方が、
ずっと脳トレに役立ち、痴呆になり難いかも知れない。
又、奥さんに先立たれた男性で、コンビニのおかずに頼っている方は、早く
頭を切り替えて料理に挑戦された方が脳と、身体の為に良いのではないでしょうか。
…と、その様に思いました。ご参考までに。


コメント ( 0 ) | Trackback (  )