goo

2020.10.21 あなご寿司

神戸元町の百貨店の鮮魚部門に、週に2回、「明石の昼網」が入ることを知った。
そこで、鯵などを買って、自分で干物を作りたいと思った。
昨日は、その入荷する日なので行ってみた。

昨日は鯵は無かった。かれいが、しっぽをピンピン動かしていた。
はりいかを、これを刺身にして下さいと言っていた人が居た。
なるほど、私も次回はそんなやり方をしよう。勉強になった。
私は、烏賊のゲソが好き。

入荷は、トロ箱1杯しかなく、少なかったが、新鮮だった。
素晴しいあなごが2匹あった。とても大きいので、伝助あなごかと聞いたが、
そうではなく、普通のあなごだとのことだった。
これを、1尾買った。ぬめりを取って貰って、4切れに切って貰った。

尻尾の細い所は、焼いて醬油を掛けて、小切りにして、お寿司の具にすることにした。

 

  

2切れずつ2つのチタン鍋に入れて、横に並べて、一度に焼いてしまった。
これが尻尾。尻尾と言っても、こんなに太い。
最近、ひょろひょろのあなごしか見ていなかったので、驚きだった。


出掛ける前に、チタン鍋に、1合のお米と昆布を漬けて出掛けた。
この時点で、お寿司は作る積もりであったが、どんなお寿司かは、決めていなかった。
お酢は、先日の墓参のお下がりの、グレープフルーツがあったので、それを
使ってみたかった。
偶然、あなごを見付けたので、良かった。


お寿司と言っても、柑橘類の汁での寿司飯にしたかった。
夏みかんの絞り汁の代わりにグレープフルーツを使うことにした。
ピンクの果肉の物なので、絞り汁も赤い。塩とみりん少々も使った。

チタン鍋で、ご飯を焚き、そこへ直接、酢などを入れて,酢飯にする。
寿司桶は要らない。チタン鍋は、肌がさらりとしているので、最高の寿司桶になる。

料理の師匠と仰ぐ90代の女性、Mさんから毎年、夏みかんと空豆の旬の時、
お電話がある。
「夏みかんで、お寿司を作って下さいませ。そして、おたふくを上に散らして
下さい。素晴しいですよ。」と。
(彼女は、空豆とは言わず、おたふくと言われる。)
分かりましたと言ったものの、怠け者の私は、最近は実行していない。
彼女は、偶然にも、私どころではない、昔からの「チタン信奉者」だった。
チタン鍋で、最初にご飯を炊かれた方で、いろいろなことを教えて貰った。

以前、私が素直に聞いて、お寿司を作った記事があった。




2食分出来た。夕食と、翌日の昼食の2食分。


(夕食)
あなご寿司、白菜酢の物、奈良漬け、シャインマスカット、清酒



(翌日の昼食)



まだ、こんなにある。
色々に使おう。炊き込みご飯?酢の物?煮物?炒め物?それとも、蒸し物?
細巻き寿司?ごぼうと一緒に柳川鍋?

今週一杯、何も買わなくても、良さそう。
ほんとに大きなあなごだ。まるで、伝助あなごみたい。
(最近、伝助あなごを知った、それから、これが、私の大好物となったが、めったに入荷しないものらしい。)
全部で、798円。お得だった。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )