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2020.10.12 マスク狂想曲


先日、Bちゃんと、ピザを食べに行った時、又、マスクを10枚程作って来て
くれた。
それを、女板前Kさんに、7枚送ったが、子供用の小型の物など、幾つかが
残っていた。

それで、キティーちゃんのマスクを、マンションのエレベーターで、小さな
女の子が居たら、上げようと思っていたが、そう思うと、なかなか会えなかった。
ようやく、1歳ぐらいの女の子を抱いて、三歳ぐらいの女の子の手を引いている
お母さんに会えた。
若いお母さんに「マスク要りますか?」と聞いて見た。
欲しいとのことだったので、マンションの室番号を聞いて、後で、郵便箱に
入れておきますと約束した。
1◯07号と、聞いたと思っていたので、郵便箱に入れておいた。

翌日、外出から帰って、マンションの入り口近くまで来ると、私に向かって手を
振っている女性が居た。
その方は、元病院の看護婦長を定年退職となり、今は、自宅で痴呆症の母親の
介護をされている。
私も手を振って応じた。近付くと、彼女は「マスクありがとう。」と言った。

私は、びっくりして、「え〜?お宅の郵便箱に入っていましたか?小さな子供
さんが二人居られるお宅に入れたつもりでした。」というと、「いえ、うちの
郵便箱に入ってました。我が家が1◯07号です。」とのこと。
「母には、大人用のマスクは大きすぎるので、子供用のキティーちゃんの
マスクをさせていたけど、それが傷んでしまって、捨てたところに、マスクを
頂いたので、嬉しかったのです。」
「え?お母さんが、子供のマスクをされるんですか?」と聞くと、「そうです。」
と言われた。

気の毒だったけど、私は、「又、友人に小型のマスクを作って貰いますので、
今回の分は、一旦返して頂けませんか?」と頼んだ。

これらのことは、Bちゃんに逐一連絡していて、「少し小型のマスク作って
上げてね。」と又々、私の厚かましさは、際限がない。

翌日、元看護婦長さんから、我が家の郵便箱にマスクが返却されていたので、
さっそく、本当の送り先を調べようと思った。
あ、そうだ!管理人さんに、小さな子供連れのお母さんのことを聞くと何階の
方かすぐ教えてくれる筈と思った。
ところが、それを思い付いた時は、土曜日の午後で、管理人さん不在の日。
翌日曜も不在の日。
仕方なく、各階の7号室を、全部ピンポンした。どの階のお宅もお留守だった。
翌日曜日も、ピンポンしたが、やはりどこもお留守だった。

困り果てた私は、思い付いた。
あ、そうだ、こんなときの頼みの綱、6階のMさんに聞きに行こう。
Mさんは、このマンション建設の最初から住んでいる方で、私が仕事で過労の
為に身体を壊して、足が激痛で動けなかった時、ゴミ出しや買い物等を、本当
に気持ち良く、やって下さった女神の様な方だった。

「あ、その方なら、1△07号室にいらっしゃいますよ。」とすぐ教えて貰った。
すぐ、そのお部屋に行き、ピンポンしたが、お留守。夕方もお留守。
翌日も、朝、昼、晩と伺ったがお留守。休日なので、お里帰りなのかしら?
その翌日の月曜日、朝、昼お留守。夕方ようやく、在宅で、お届けできた。
あの可愛い小さな女の子2人が出て来て、マスクを喜んで呉れた。

1週間後、Bちゃんから、追加のマスクが届いたので、あの元看護婦長の方
と、そして、あの子供さん2人のお宅(もっとほしいとのことだったので)へ、
追加分を。
そして、何故か、この騒動中に、あのBちゃんのマスクが大好きな階下の方に、
偶然出会い、もっと欲しい欲しいと言われるので、この方にも、併せて
計三者の郵便箱に投入して、一件落着した。

私が、最初に間違ってマスクを渡した時、「又、作って貰ってお届けしますから、
その分は、一旦返して下さい。」と頼んだことを、Bちゃんが、たまたま会って
いた友人2人に言ったら、2人は「え〜?大島さんって、酷いこと言う。」と
散々な評判だったらしい。
Bちゃんが、「約束した方に、早く届けたい一心で言ったのだ」と、言ってくれたらしいが。
あ〜あ、余計なことばっかりしたので、評判落としてしまった。いやはや!疲れた。

Bちゃんが、今回の件で、「え〜?こんなことって、あるの〜?」(間違った
先も偶然キティーちゃんのマスクが欲しかったこと)とすっかり驚いていた。
そして、「このこと、絶対ブログに書いてね。」と言った。
「え〜?嫌やわ。書かへんわ。気易く言わんとって!こんなややこしいこと、
まとめるだけで大変やわ。」と言った。
しかし、Bちゃんのリクエストに応えて、書くことにした。あ〜、ややこし!

訳の分からんことばかり書いて、読んでくださったゲストの方を、疲れさせた
ことが、一番酷かったですね。すみません。お許し下さい。








これをアップしてから、Bちゃんに連絡した。
ひちめんどくさい内容で、人に読ませるのは、失礼かも知れないと思って、
その場合は、削除しようと思っていた。
それで、Bちゃんに、「一応アップしたけど、めんどくさかったら、削除する
からね。見てね。」と言った。

すると、意外や意外!
「凄い!よ〜く理解出来たよ!
ちょっと長いけど、仕方がないわ!めっちゃいいわ!お疲れ様!最後に、
えらいマスクたくさん撮ってくれたね!」だって。
リクエスト者である彼女は、大変喜んでくれた。
あ〜、よかった。

Bちゃん!マスク作れ、マスク作れと、煩さく言って、自分の友人達に配り
まくった、自分勝手な私だったけど、嫌がらず、山ほど作ってくれて、ありがとう。
いつも、ありがとう!☺️
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