俳誌「火神」第75号よりのお知らせ!
〜発行(7月30日)〜
● 総ページ:96P
◉特集「永田満徳句集『肥後の城』39P〜76P(37p)
多くの方から句評を頂き、ありがとうございます。
▽「俳句界」(11月号)に、永田満徳さんの『肥後の城』が特集「ピックアップ注目の句集」として取り上げられた。
永田満徳が『肥後の城』から自選五句とプロフィール、エッセイ「わが句集を語る」、岸本尚毅氏が『肥後の城』句集鑑賞(総論) 、 仲寒蟬氏と堀田季可氏が『肥後の城』一句鑑賞をご執筆。
【「火神」巻頭句】 晴天の氷柱 永田満徳
振り回すおもちやのバット憂国忌
ぐるぐると尾を追ふ猫や小六月
足掻きの水浄めゆく真鴨かな
水鳥を追ふけんかともあそびとも
百合鴎いづれの鳥が業平か
霜柱踏んでよろこぶ足裏かな
夕日の海へ迂回する五日かな
晴天の氷柱となりて光りゐる
戦死とは数字にあらず梅ふふむ
恋猫のたかぶるままにたかぶりぬ
「火神」(命名:鍵和田秞子「未来図」元主宰)
「火神の会」とは、
一、本会は写生を基本とし、直感·連想によって自然·生の実相にアプローチする俳句を目指します。
一、会員は、 句会に参加し、俳誌「火神」に作品を発表できます。
一、同人は、句会·吟行·講演会等各種集まりや、俳誌「火神」を通して相互研鎖を積み、俳句深耕を計ります。
画像:表紙と火神抄と巻頭句