
商品は使う人にとってなんらかの有用性が必要だ。チョコレートは胃の腑を満たし、ライターはタバコに火をつける。これは役立つという使用価値があるということだ。
商品は単に役立つだけでなく、ほかの人がほしがらなければならない。(中略)このように、ほかの商品との交換関係に表れるのが、交換価値。つまり商品には使用価値と交換価値がある。
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使用価値では商品の質が、交換価値では量が問題になる。この二つの価値を計る尺度が違うことが、大変重要となる。
(ken)商品の事例として、タバコに火をつけるライターをあげているのは、的場昭弘さんがタバコ好きだからでしょうか。