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白河「とら食堂」のラーメン!

2018年05月20日 | O60→70(オーバー70歳)
先々週のNHK「プロフェッショナル/仕事の流儀」には感動しました。白河「とら食堂」は、当たり前のことを一つひとつやるだけ。店主(竹井和之さん)のモットーは「バカになれ!」「ひとが嫌がること、ひとがやらないことをやれ」。奥さんも「うちのはラーメンじゃないんですよ」と自信たっぷりでした。お客さんも「毎日食べない味なんですよ」と美味しそうに、スープまで飲み干しました。

「お客さんに私らの輪に入ってもらって、フワーっとしたものを作っているんですよ」「美味しさは水のごとく、毎日食べても飽きない」。お店のお昼のまかない飯は、毎日ラーメンをスタッフ一同で食べています。

父は何も教えてくれず、修行を積んだ末に、一杯作ってみろと言われ、それを食べた父に「こんつらもん作って、よくお金もらえんなぁ」と突き放されたそうです。その直後に父は他界し、跡を継いだのに、しばらくの間、常連のお客さんたちから「(先代の頃に比べて)味が落ちたなぁ〜」と目の前で言われ続けたそうです。

ところで、福島県塙町の「麺よし、味よし、中味よし」で一世を風靡した「みよし食堂」初代(上くちびるに大きめのホクロがある私の義理のおじさん)が打った麺を、その妻(私のおばさん)が沸騰した大なべに30秒ほど浮かべ、さっとすくい上げラーメンの器に移す姿が、今でも鮮明に思い出します。お二人のラーメンは、軽くて柔らかく、滑らかなのにコシがありました。親戚だから、ラーメン代はタダということはあるのですが、それじゃあんまりなので、私も何度となく狭い廊下で「足踏み」作業を手伝った記憶があります。(今でも「みよし食堂」は先代・2代目の味を受け継ぎつつ、3代目が頑張っていますので、お近くまでお越しの方は、ぜひぜひお立ち寄り願います)

話を戻しますが、今でも全身を酷使している様子を「40.年にわたる格闘の賜物だ」とナレーターが言いました。そして、最後に竹井さんが「あなたにとってプロフェッショナルとは?」と問われ、「毎日、毎日同じことの繰り返しですよ。(でもね)そういうところから生まれるものがあるんですよね。それを飽きなく、楽しんで、前を向いて、不動心でやっていくのがプロフェッショナルだと思います」と、たどたどしい福島弁で答えました。いや〜っ、これには参りました、でも、勇気をいただきました。
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定川の復旧状況とゴマちゃん!

2018年05月20日 | O60→70(オーバー70歳)
東松島市内を散歩してみました。大震災で氾濫した定川の工事が進んでいました。

川岸は、真新しいコンクリートブロックがはめ込まれ、外側の土盛りされた堤防が、草に覆われるようになるまでには、まだまだ年月がかかりそうです。

堤防の道路は、まだ通行禁止になっていましたが、

カミさんの実家にいたゴマちゃんという犬と、帰るたびに散歩したことを思い出しました。
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